様々な油汚れの対処法|衣類の油汚れや台所の油汚れの除去法
更新日:2020年08月28日
大掃除は年末に行うもの、という概念がある方が多いのではないでしょうか。しかし、実は大掃除、特に油汚れの掃除は夏に行う方が良いのです。理由は、夏のように気温が高い方が、油汚れの分子を緩ませることができ、同じ掃除方法でも冬より落ちやすいからです。また、気温にともなって掃除に使用する水道水の温度も夏の方が高いため、より油汚れに効果的です。
しかし、夏に掃除をするということは、部屋の温度も高いため熱中症などに注意が必要です。ポイントは、一度に全部の掃除を行おうと思わないことです。日々の掃除の中で小分けに行っていき、やり残しがあったとしても、その部分を年末の掃除で補えば良いと思って行ってください。無理をせずに少しずつキレイにしていきましょう。
簡単油汚れ掃除のポイントは?
油汚れを落とすためのポイントをまとめてご紹介します。
状況に応じて掃除方法を変える
1.「つけ置き」換気扇などの頑固な油汚れには、洗剤や重曹をぬるま湯に溶かして、つけ置きをすることが一番効果的です。時間を味方につけて簡単に汚れを落とす方法になります。
2. 「湿布」つけ置きができないガス代周りなどの掃除に有効なのが、「湿布」です。キッチンペーパーに洗剤や重曹水を吹き付け、そのまま30分ほど放置します。その後拭き取ることで簡単に汚れを落とすことができます。
3.「ドライヤーを当てる」最後に、どうしても落ちない汚れの場合、ドライヤーを当てる方法があります。ドライヤーの熱を当てることで比較的簡単に油汚れが溶けてきます。溶けたところを布で拭くだけなので、つけ置きをする時間がない人などには有効です。
キッチンでの油汚れはこまめに落とそう!
油汚れは時間が経過するほど頑固な汚れとなります。そして、こびりついた汚れを落とすには時間と労力がかかり、掃除が億劫になります。そうならないためにも、毎日の家事の中に掃除を取り入れるようにしましょう。
例えば、電子レンジを使用したら取り出すと同時にその都度布巾で拭いたり、換気扇の外側も食器洗いの後に一緒に拭き上げたりすると良いでしょう。排水溝も、毎日洗剤で掃除するのが難しくても、重曹とその半量の酢をかけて5分放置してから流すだけでも違ってきます。ぜひとも習慣にして、台所をキレイに保ちましょう。
油汚れを落として心もすっきり!
今回は、衣類や台所の油汚れの掃除方法についてご紹介しました。共通していることは、日々のこまめな掃除を習慣付けるということです。そうすることで、「油汚れが落ちなくて苦労する」と言った悩みを解決することができます。また、蓄積してしまった頑固な油汚れも、適切な対処によってスッキリさせることができるので、諦めず掃除をしてみましょう。
油汚れを落としてキレイな環境を保つことで、気持ちもスッキリさせることができるでしょう。みなさんも、普段のちょっとした掃除を頑張ることで、しつこい油汚れに対する不快な気持ちとはお別れしましょう。この記事を参考に、家の中でも快適な毎日を送りましょう。
初回公開日:2017年09月14日
記載されている内容は2017年09月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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