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中華鍋の手入れ方法|汚れ別/アイテム・ためしてガッテンの方法

更新日:2020年03月06日

中華鍋の正しい手入れ方法をご存知ですか?中華鍋は、炒め物や揚げ物、蒸し物など、様々な調理ができて大変便利です。中華料理以外にも使えます。しかし、使うのが大変そうと思う方もいらっしゃるでしょう。今回は、正しい中華鍋の手入れ方法をご紹介します。

中華鍋の手入れ方法|汚れ別/アイテム・ためしてガッテンの方法

アイテム別中華鍋の手入れ方法

先程の、汚れ別中華鍋の手入れ方法の中で、ステンレスたわしやサンドペーパーなどでの手入れ方法をご紹介しました。中華鍋の手入れを行なう場合、他のアイテムでもサビや焦げを落とすことができます。普段中華鍋を洗うのに便利なアイテムもあります。ここでは、アイテム別の中華鍋の手入れ方法をご紹介します。

普段の汚れを落とすには亀の子たわし

中華鍋を洗う際は「洗剤を使わずに、お湯で汚れを洗い流す」とお伝えしました。料理をした後の中華鍋の汚れを落とすには、亀の子たわしが便利です。

料理した後のまだ中華鍋が熱いうちに、亀の子たわしで汚れを落とします。中華鍋が冷めている時よりも、汚れが落ちやすいはずです。

スチールたわしは中華鍋を傷つけてしまうため、普段の汚れを落とす際には使わないようにしましょう。あくまでも、サビや焦げなど、汚れがひどい場合のみに使用します。

竹ささらも汚れ落としに便利

その名の通り竹でできており、割いた竹を束ねて作られています。程よい柔らかさで、持ちやすいのが特徴です。

亀の子たわしと同様に、普段の手入れ時に使用します。調理後、中華鍋に余熱が残っている間に、竹ささらで汚れを落としましょう。これまでと同様に、洗剤は使わずお湯で洗います。

サンドペーパーってどれを使えばいいの?

「焦げ癖がついていたら、サンドペーパーで落とす」とご紹介しました。ここではもう少しサンドペーパーについて説明します。

サンドペーパーは、#60や#200などの数字で粗さが表示されています。数字は砂粒の大きさを示し、数字が小さいほど目が粗く、大きいと目が細かくなります。

中華鍋の手入れに適したものは、#80〜#100です。目の粗い方が焦げを落としやすく、時間が短くて済みます。

焦げ癖には塩でも手入れできる

焦げ癖が付いた時の手入れには、塩でも焦げを落とすことができます。

中華鍋に塩を一つかみ入れ、火にかけます。鍋が熱くなったら、火にかけたまま、木綿の布巾で塩を強くこすります。塩が非常に熱いため、布巾は生乾きが良いです。火傷に注意しながら、塩で中華鍋を洗うような感覚で強くこすりましょう。

10秒ほどこすったら、塩は捨てます。すぐに中華鍋を使うのであれば、鍋に付いた塩を拭き取り、油を入れて普段通り調理して問題ありません。

すぐに使わない場合には、塩を洗い流し、火にかけます。乾いたら火を止めて、キッチンペーパーで油を塗馴染ませてから保管しましょう。

もし間違って洗剤を使ったら?

中華鍋の手入れには、洗剤を使わないのが鉄則です。ここでは、もし間違って洗剤を使った場合の、手入れ方法をご紹介します。

中華鍋を使わない方が、誤って洗剤を使用して洗う場合もあるでしょう。しかし手入れすれば、再びいつも通り中華鍋を使うことができます。

鍋に付いた洗剤を洗い流したら、火にかけます。空焼きし、油ならしをすれば、また使えます。「洗剤を使ってしまった」と慌てることなく、手入れしましょう。

ためしてガッテンで紹介された中華鍋の手入れ方法

過去に、NHKの「ためしてガッテン」でも中華鍋の手入れ方法が紹介されていました。参考にしてみてください。

【購入したばかりの中華鍋の手入れ方法】
「初めて使う中華鍋の手入れ方法」でもご紹介した内容が含まれていますが、ポイントは次の通りです。

1.中華鍋を30分ほど空焼きして黒サビを作り、酸化皮膜を作る。
2.洗剤を使い、よく洗い流す。
3.10分ほどくず野菜を炒める。

購入したばかりの中華鍋は、このように空焼きと油ならしをします。

【中華鍋で調理した後の手入れ方法】
「返し油」という方法で油膜を中華鍋に馴染ませ、焦げ付かない鍋へと成長させていくことが大事なポイントです。

中華鍋を1分ほど空焼きにし、150mlほどサラダ油を入れます。天ぷらなどで使用済みの、古い油でも構いません。

油を30秒ほど馴染ませたら、油は戻し、その後必要な量の油を入れ、普段通り調理します。こ「返し油」を繰り返し、焦げ付かない中華鍋にしていきます。

【焦げ癖が付いた中華鍋の手入れ方法】
こちらも、ご紹介した内容と一部似ていますが、ポイントに絞ってご紹介します。

1.中華鍋を空焼きをし、焦げを浮き立たせる。
2.鍋が冷めたら、布ヤスリ(粗さは200番)で焦げを落とす。
3.磨き粉(クレンザー)で鉄の銀色が見えるまで磨き、洗剤で洗い流す。
4.空焼き、油ならしをする。

調理後は、「返し油」を忘れずに行いましょう。

正しい手入れ方法を知って汚れ知らずの中華鍋に

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初回公開日:2017年09月23日

記載されている内容は2017年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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