【手入れ用品別】革財布の手入れ方法|クリーム/ミンクオイル/ラナパー
更新日:2020年08月28日
本物と偽物の見分け方
革財布は、動物の皮をなめした天然皮革と、人工的に作られた合成皮革の2パターンに分かれます。どうせ買うのなら、長く使える高品質の天然ものを選びたくありませんか。ですが今は、製造技術の発達により、合成皮革でも天然皮革と見分けがつかないくらい上手に作られるようになりました。
本物と偽物を見分けるなんて素人には正直、難しい問題です。ではわたしたち素人にできることとはなんでしょうか。ただひとつ、「信頼できるお店で買う」ことでしょうか。その目安としては、販売されている製品に「レザーマーク」や「JRAマーク」が付いているかを確認されるとよいでしょう。これらは天然皮革ということを示す、安心保証のマークです。
①レザーマーク
レザーマーク
国際タンナーズ協会が決めた、合成皮革と天然皮革を区別するための世界共通のマークです。日本では1981年から革財布はもちろん、靴やかばん、衣料、ベルト、手袋などの皮革製品に使われています。
②JRAマーク
JRAマークとは、ワシントン条約に基づいて正規に輸入された皮革ということと、さらに、その原料を使って、日本で製品化されたことを証明するマークです。全日本爬虫類皮革産業協同組合によって、制定されました。
革財布は大人の魅力
財布は、かねてより持ち主の「ステータス」を表す、と言われていました。素材はさまざまでも、その中でも特にが高いのはやはり、革財布です。大人が選ぶ財布としては、一番主流なのではないでしょうか。
合成と違い、本革は重みもあり高級感があるため、合成よりも好まれています。革財布だけでなく、バックや靴などでも本革はが高いでしょう。時代が変わっても、革製品の魅力は、今の変わらないのではないでしょうか。
革財布最大の「魅力」は、やはり何と言っても「使い込むごとに深くなる味わい」です。最初は、全く同じ革財布だとしても、使い方ひとつで違った「表情」を見せてくれます。つまり使う人によって、同じ財布でも全く違うものになる、ということでしょう。
ですが一方で、全くお手入れをしていないと革財布はどうなるのでしょうか。それは革財布の魅力である「味の深みが」全く活かされていない、ただのボロボロの財布になってしまいます。せっかくの革財布ですから、無理のないペースでできる「自分に合ったお手入れ方法」を身に着けて、素敵な「あなただけの革財布」にしてあげましょう。
初回公開日:2017年11月23日
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