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2019年03月19日

【手入れ用品別】革財布の手入れ方法|クリーム/ミンクオイル/ラナパー

革小物の中でも、革財布は毎日のように手にするものです。「気に入っていたのに汚れが取れず、泣く泣く財布を新調した」と言った方も、少なからずいらっしゃることでしょう。ほんの少しの「ひと手間」やお手入れグッズで、綺麗な状態を保てるコツをご紹介します。

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手入れ用品別・革財布のお手入れ方法

お手持ちの革財布のお手入れ、どうされていますか。手触りのよい本革の財布を手に入れても、どうしてよいかよく分からず、どんどん汚れていくので「思ったほど財布が長持ちしない」と、いう方もいらっしゃることでしょう。

ここでは本格的なツールを革財布のお手入れから、100均や身近なものでできる「簡単で毎日でもできそう」な気軽なお手入れ法をご紹介します。

革財布の魅力=「エイジング」

「エイジング」という言葉をご存知でしょうか。エイジングとは「エイジングケア」のように、基礎化粧品など「加齢」に関する商品にも使われていますが、「生存時間の経過に伴って生体にさまざまな変化が起こること」を指します。一方で「成長」や「成熟」に伴う変化のこともいいます。

革財布に関してエイジングというのは、「経年変化」のことです。これが革財布の最大の魅力で、例えば「ヌメ革」の財布は「使えば使うほど」表面の色があめ色のように、深みのある濃くて深みのある色を帯び、手に「なじんで」きます。時間の経過でしか出せない「味わい」もある、ということでしょう。お手入れのポイントを押さえて、より長持ちさせましょう。

革財布をおろしたら

この「エイジング」を楽しめるくらいに長持ちさせるには、「日々のお手入れ」が必要不可欠ですが、特に買ったばかりの革財布の手入れは非常に大切になってきます。おろしたばかりの革財布に、お手入れによって保護を施すことで、良い状態を長く保つことができます。

革財布、特に牛革財布のお手入れ方法について以下でご紹介していきますが、革財布のお手入れ方法は多くの方法があって、人によってやり方も大きく違ってきます。ここでは、あくまでも基本的なお手入れ方法についてお伝えしていきます。

デリケートな革財布へのお手入れ法

おろしたばかりの革財布というのは非常に美しく、綺麗な状態です。ですが、油分が少ないために刺激に弱く、外からのダメージを受けやすい状態になっています。そのため革財布を使用する前には、お手入れを行って革のケアをすることが大事です。

まず、革用の保革クリームと呼ばれる専用の保護クリームで革の繊維層を保護します(革靴専用のクリームは使わないでください)。革と保革クリームの相性を確認するためにも、まずは革財布の目立たないところに、クリームの少量をクロスで塗ってみましょう。

問題がなければ革財布全体に薄く、まんべんなく保革クリームを塗っていきます。やさしく丁寧に行えば、誰でも簡単に行えるはずです。塗り終わったら、日陰など直射日光の当たらない風通しの良いところで30分くらい乾燥させます。保革クリームが完全に乾いたら、最後に綺麗な布で優しく乾拭きしてお手入れしましょう。

革財布にも防水スプレーを

次に、防水スプレーを使って革財布の表面を保護していきます。防水スプレーによって革の大敵である水分や表面の汚れ、手垢などが付きにくくなります。もし付いた場合でも、革に染み込んでしまう前に汚れを落としやすくなりますのでおススメです。

ムラと液だれに注意して、30センチから50センチほど革財布から離して吹きかけるのがポイントです。防水スプレーをかけると革の色が濃く変色しますが、乾燥すれば元の色に戻ります。

革財布全体に防水スプレーをした後は、風通しのよい日陰で20分くらい乾燥させれば完了です。艶のある革の場合は、乾燥後にクロスで軽く拭いて、艶を出してあげましょう。防水スプレーも「革小物用」がありますので、注意して使いましょう。

革財布の「普段のお手入れ」は乾拭きで大丈夫

革財布の普段のお手入れの基本は、柔らかい天然素材の布での乾拭きです。力を入れる必要は全くなく、優しく撫でるようにして拭くのが基本です。もし専用の布などがなければ、アンダーウェアの綿100%のシャツなどでも代用が可能です。不要なシャツを縫い目の部分を除いて小さく切ってストックしておけば、革製品のお手入れ用として十分使えます。また、眼鏡拭き用の布でお手入れするのもよいでしょう。

デリケートクリームとは

「デリケートクリーム」をご存知でしょうか。革財布は普段はこまめに柔らかい布で乾拭きを心がけ、定期的な「保革クリーム」の使用と、革財布に必要な、油分と水分を補給させてあげることが基本です。

おススメには「デリケートクリーム」という乳化性のクリームがあります。ジェル状で、ろう成分がほとんど入っていないクリームです。さまざまな革に使用できるため、使い勝手の良い保革クリームといえます。

適度に油分と水分を補給してくれるので、無駄なツヤが出ることなく、革を瑞々しい状態に保ってくれます。革財布をお手入れして長く使いたいなら、必ず備えておいてほしいケア用品のひとつです。

保革クリームのお手入れのペースは

普段の革財布のお手入れとしては、乾拭きは日常的に頻繁に行ってほしいところです。ですが保革クリームによる手入れは、革の種類にもよるのですが、月に一回程度でよいでしょう。

それでも、手間をかけてでもできるだけ良い状態を保ちたい、という方は2週間ごとのお手入れにとどめてください。それ以上のお手入れはやり過ぎになるので、この頻度は守るようにしましょう。

また、おっくうなタイプの方でも、季節の変わり目には必ず、お手入れを行うように心掛けましょう。お手入れを行うペースとしては上のとおりですが、感覚としては革の表面が乾いたと感じた時に、行うくらいで間違いありません。

毎日の「革財布の簡単お手入れ」・さっと拭くだけ!

革財布の普段のお手入れは、実は柔らかい布でさっと拭くだけでも十分です。これなら簡単にできますので、毎日でもお手入れできることでしょう。他には、お金やカードで革財布がパンパンにならないようにします。常に詰めすぎないように心がけるなど、普段の使用法にも注意しましょう。

革財布のお手入れに使う用具のいろいろ

革財布のお手入れに使う道具としては、このくらい揃っていれば充分でしょう。

①保革クリーム(デリケートクリーム)
②柔らかい布(クロス)
③防水スプレー
④革マニキュア
⑤革専用の消しゴム

この中には、「革小物専用」を使って頂きたいものもあれば、自宅にあるもので十分代用できるものもあります。詳細については改めて、以下でご紹介していきます。

革財布・オイルでのお手入れあれこれ

革財布のお手入れは、オイルを使う人と使わない人の2つに分かれる傾向が見られます。保革クリームもありますが、使うならオイルという声も聞かれます。そのオイルに関しても、「絶対にオイルが必要」というご意見もあれば、「オイルなんて手から出る脂だけで充分」という声もあります。

革財布へのオイルを塗るペースとしては3ヶ月~半年に一度くらい、季節の変わり目にお手入れするくらいで大丈夫だそうです。「オイルを塗れば長持ちする」というより、「オイルを塗ればキレイに保てる」という見方が正しいでしょう。
 
「オイルアップ」をご存知でしょうか。革財布や革小物などにオイルを塗りこんで、保護することを指します。革財布も人のお肌と同じで、革もある程度の「脂分」がないと、ひび割れたり汚れで傷んでしまいます。

革財布をオイルアップする時のおすすめのひとつに、「コロニル」の1909シュプリームというクリームがあります。シダーウッドオイル(シダー=日本では杉と訳されることが多いです)が含まれているためか、スーッとする香りが好きな人も多いでしょう。

天然のシダーウッドオイル使用の「コロニル」1909シュプリーム

シダーウッド(おもに針葉樹を指す、元々はマツ科のヒマラヤ杉のこと)は、香りの強さから防虫剤がわりの製品として売られていることもあります。厚みのあるカードのようなサイズで、クローゼットに吊るして使う例もあります。

シダーウッドオイルは精油(=エッセンシャルオイル)として使われることもあり、気持ちの鎮静や防虫など、用途は幅広いです。スーッと自然に革財布に染み込んでいくような使い心地です。スーッとする香りは、柑橘系にも似たイメージです。

浸透力も高く、天然オイルを配合したこの商品は、革財布にとっては、最高級の栄養クリームでしょう。しっとり感とつややかな仕上がりが楽しめるはずです。

コロニルとは

コロニルとは1909年誕生の、ヨーロッパをはじめとする「世界約100カ国」で愛用されているレザーケア製品のトップブランドです。環境先進国であるドイツで開発、製造されており、“皮革に優しい・人体に優しい・環境に優しい“がコンセプトです。

その機能性、品質の高さや環境に配慮した商品作りで、世界各地で大変高い評価を得ています。また伝統的な製法だけにこだわらずに、「ナノテクノロジー」を駆使した“ナノシリーズ"や、植物性天然由来成分で作った“オーガニックシリーズ"など、最先端の技術と開発力も備えていて、業界をけん引しているポジションにあるブランドでもあります。

ミンクオイルでのお手入れ

オイルでの革財布のお手入れに慣れてきたた方には、「ミンクオイル」もご紹介しておきます。ミンクオイルとはその名のとおり、動物のミンクの脂肪から作られています。革とのなじみがよく、革を柔らかくする効果があるそうです。

ミンクはイタチの仲間で、北アメリカが主な生息地です。モコモコとした毛が特徴で、世界各地で毛皮動物としても知られ、アメリカミンクとも呼ばれています。ミンクオイルは、革財布だけでなく、革靴やベルト、革小物などのさまざまな革製品にも使える、万能なオイルです。
 
革財布をはじめ、革製品は乾燥してしまうとひび割れやシワなどの原因になります。すると、革財布の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。そこで、ミンクオイルで革財布のお手入れをしてあげると、油分を補給されて乾燥を防ぐ役目を果たしてくれます。以上のように、ミンクオイルは革財布や革製品の乾燥を防いで、なじみをよくするために使うオイルです。

ミンクオイルは「ヌメ革」と好相性

ミンクオイルは特に、ヌメ革との相性が良いといわれているのですが、ヌメ革の革財布を愛用の方には最適なオイルです。では、ミンクオイルの効果的な使い方とは、どんなものなのでしょうか。

まず、革財布の汚れを落としてから、オイルを少量染み込ませた布で革財布をを拭きましょう。そしてオイルがなじんだら、乾いた布で表面に残っている油分を拭き取ります。この際に、オイルを付け過ぎないことがポイントです。カビの原因になるので、油分が残らないようにしっかりと「乾拭き」することが大切になります。これが、ミンクオイルの上手な使い方です。

ミンクオイルは動物性オイルのため、油分が強いのが特徴です。革を柔らかくしてくれる役割が大きく、乾いて硬くなってしまった革や革財布を早く柔らかく、クッタリとした風合いに仕上げたい方におすすめです。

また、分厚いハードレザーの革に適量を塗ると、効果を発揮するオイルです。ただし塗りすぎてしまうと油分過多になり、うまく経年変化しなくなってしまいます。革財布が柔らかくなりすぎて、型崩れの原因にもなりかねません。そのため、オイルの量を調節しながら使ってください。

使い方は、布に適量をとって革財布に塗って、その後に乾拭きで余分な油を拭き取ります。
オイルでのお手入れに慣れている方でしたら、手にとって塗るのもおすすめです。体温によって油が溶けて革財布に馴染みやすくなります。このやり方だとオイルの量を調節しながら、細かい部分までお手入れを楽しめます。

ミンクオイルの成分

もしオイルの拭き残しなどで、革財布がべたべたになってしまった場合、完全な解消は難しいでしょうが、新しいオイルを塗って古いオイルを取り除く、という方法が効果的でしょう。
 
市販のミンクオイルというのは、中には有機溶剤やロウ、といった成分が含まれているものもあるのですが、もちろん純度が高いものもあります。通常のオイルではうまくいかない場合には、スプレーやリキッド、クリームタイプなど、使い方が簡単なものを試してみると良いでしょう。

ミンクオイルについて締めくくるならば、それについてはミンクの脂肪から作られたオイルです。成分に関しては基本的に動物性油脂からなります。ですが、ロウなど他の成分が含まれていることもあります。ミンクオイルの役割としては、革財布や革製品の乾燥を防止して「寿命をのばして」くれます。

ミンクオイルとは?

ちなみに、ミンクオイルとはレザークラフトで使う道具の一種です。実は、色々なお手入れで使える便利なアイテムですので、もう少しご紹介しておきます。

ただ、ミンクオイルはレザークラフト専用ではないです。革製品を扱っているショップなどで一緒に売っている事が多く、革ジャンや革靴などを持っている人がお手入れのために、一緒に購入して持っていたりする場合も多いそうです。

お店の方は、「革製品にはミンクオイルがあれいい」と言われるのが多い傾向です。ただし最近のミンクオイルは、有機溶剤が入っているものがほとんどです。かつてのミンクオイルは、100%「ピュアミンクオイル」だったそうです。

ミンクオイルで気を付けること

現在では、100%ピュアミンクオイルだとしたら、かなり高級な価格になってしまいそうです。ですので今、市場に出回っているミンクオイルは基本的に、有機溶剤入りのタイプだと考えて間違いないでしょう。

ミンクオイルは他のオイルと同様、成分が動物性の油んじかn脂のクリームなので、革の保湿やお手入れに関して、とても重宝するオイルです。完全な液体タイプと違って伸びがいい分、値段で考えるとクリームタイプよりも少し高めに感じられるでしょう。

使いやすさで考えると、液体のオイルを選ぶか、クリームを選ぶか、といったところです。
他のオイルもそうですが、ヘビ革などのエキゾチックレザーには使えません。主に牛革や豚革などにきれいに塗って使うことが多いアイテムと言えます。

ミンクオイルの栄養分に注意

ミンクオイルは、カビの原因になる場合もあるので、お手入れには注意が必要です。というのは、革財布にミンクオイルを塗ることで柔軟性は出るけれども、保湿性の高さはベトつきやカビにとっては、栄養分または繁殖しやすい環境になってしまうからです。

ミンクオイルでのお手入れは、雨ざらしでカピカピになってしまうようなブーツやアウトドア、トレッキング用のブーツなどの保湿には効果的ですが、革財布など日常使いの小物のお手入れには、オイルの塗り過ぎはよくないです。

ですが革財布や革小物を買うと、お店ではミンクオイルが薦められ、購入された方も少なくないことでしょう。あくまでも用量用法を守ることがポイントです。せっかく購入するのなら、革財布もミンクオイルも、適度にお手入れを行っていきたいところです。

エキゾチックレザーとは

「エキゾチックレザー」という言葉をご存知ですか。牛や馬、豚や羊などの家畜動物から採れる革に対して、ワニやトカゲなど特殊な動物から採れる革を「エキゾチックレザー」と呼びます。

エキゾチックレザーの典型的なものとしては、次の3つに分かれます。
①は虫類:ワニ・トカゲ・ヘビなど
②鳥類:オーストリッチ(ダチョウ)
③魚類: エイ・サメなど

「エキゾチック」とは「外来の、別世界の」と、いった意味あいがあります。「は虫類系の革」など、あいまいな呼び方をされていた時期もあるそうで、エキゾチックレザーという呼ばれ方が一般的になったのは、わりと最近のことだそうです。

エキゾチックレザーの魅力とは

エキゾチックレザーの魅力とは何をおいても、他の皮革素材では出せない独特の「高級感」でしょう。本物を手にしてしまったら、クロコダイル風やオーストリッチ風などの「合成皮革」はもう持てない、と言われています。

実はクロコの皮革も独特の「エイジング」が楽しめます。大人の男性が、リアルクロコの革財布をさっとスーツのポケットから出したら、「さすが」と心の中でつぶやいてしまうことでしょう。またオーストリッチの革財布は、その上品さから女性にぴったりです。

ラナパーでのお手入れ

ドイツ生まれのラナパーも、革製品のお手入れ用品として人気です。ビーズワックス(蜜蝋)やホホバオイルをメインに使っていますので、革に艶が出ます。抗菌やカビ防止といった効果も期待できるでしょう。

ラナパーとは

ラナパーは、ドイツで作られたワンタッチでレザーアイテムのお手入れができる商品です。四季がはっきりしていて、冬は豪雪地帯になる地域で生まれ、伝統衣装や大切な革製品を保護するための、お手入れ商品として開発されました。

付属のスポンジに少量つけて薄くのばすだけで「汚れ落とし」「保護、ツヤだし」「カビを生えにくくする効果」などが得られます。1分もあれば複数のお手入れができるのは嬉しいポイントでしょう。 靴墨なしで色ツヤが出せ、靴以外の皮革製品の保護・ツヤ出しにも適しています。

無臭で無色、さらっと仕上がり撥水性、防カビ効果に富み、ほんの少量で驚くほどきれいになります。 これ1つで、クリーナーとトリートメントの2役をこなしてくれます。

革財布とニベアクリーム?

ニベアが、革財布や革製品のお手入れによい、と聞いたことはありますか。塗り過ぎはNGですが、皮膚によいものは革財布にも使えるのだそうです。革の種類、仕上げ方により頻度が変わりますが、濡れ拭きした後に薄く薄く塗ってあげるとよいでしょう。

濡れ拭きした時に、水分で表面が黒くなるタイプの革財布なら、特に気を付けてオイルを塗ってあげます。この表面が黒くなる革は「素上げ」といって、革本来の雰囲気を出そうと表面の加工を抑えているタイプです。そのため汚れ易く、乾燥しやすい状況になっています。ご自身の判断で、汚れたと思った時にはこのの方法でお手入れしてあげるとよいでしょう。

オイルでの過剰なお手入れに注意

革財布の「オイルの塗り過ぎは厳禁」というのは、どのくらいまでをいうのでしょうか。革小物や革製品のお店などの色々なサイトでは、大抵どこもオイルの「塗り過ぎ厳禁」とはうたっているようですが、では実際のお手入れ時に「オイルを塗り過ぎるとどうなるのか」、「塗り過ぎた時はどうしたらよいのか」ということ自体には、あまり触れていない気がします。

例えばサドルレザーなら、表面がカサカサして水分がなくなったような印象になるまで、半年近くはオイルでのお手入れはせずとも大丈夫です。 使い方によっては、数年塗らなくても平気、という声も聞かれます。

サドルレザーとは

ちなみにサドルレザーとは、馬具用で「タンニンなめし」をほどこした牛革のことです。「ヌメ革」の表面を光らせると、サドルレザーになります。サドルレザーのサドルは、「鞍(くら)の革」という意味です。古くから乗馬用の馬具として親しまれてきました。

経年変化で表面色に「深み」が増していくのが、サドルレザーの大きな魅力です。国産だと北海道、砂川市にある「ソメスサドル」は、皇室御用達の馬具メーカーとして知られています。

ヌメ革とは

「ヌメ革」とは、タンニン(植物の渋)でなめしてから、人工的な染色や塗料で仕上げていないナチュラルレザーのことをいいます。使い込んでいくうちに、だんだんアメ色になってくのが特徴です。

これは温度や湿度による経年変化に加え、手の汗や脂などによっても色が変化するからです。「タンニンでなめしただけの革」、「染色や表面加工がされてない革」のことを言います。ちなみに、ヌメの語源は「滑り(ぬめり)のある革」からきているそうです。

オイルはその革のオイルを

革財布のお手入れには、その革と同じオイルを使う、というユーザーさんもいます。例えば牛の革財布なら牛のオイル、馬の革財布ならホースオイルでお手入れを、と言った具合です。ちなみに「ニートフットオイル」は牛の足の脂100%のオイル、「ホースオイル」は馬の脂から作られたオイルです。

ホースオイルで著名なのは「マスタングペースト」です。革財布の他、革ジャンのお手入れに愛用している方が多く見られます。

タンニンなめしとは

タンニンなめしとは、皮や革のなめす作業の中で、もっとも伝統的な方法です。「渋なめし」「植物なめし」とも呼ばれます。植物に含まれる「渋(タンニン)」には、皮革に含まれているコラーゲン成分を結合させる働きがあります。このため、タンニンなめしで皮革の「繊維組織を固くして、性質を安定させる効果」があります。

この作業の特徴としては、革の組成に対して直接働きかけるので、タンニンなめしを施した皮革の形状に変化が少なくなり、素材自体を大変丈夫にします。一方、コラーゲンの結合で伸縮性が失われ、皮革が硬くなってしまうデメリットがあります。

ですが、こうしたデメリットと言われることも、長く使うことで革がユーザーになじんでくるので、そのもの自体が革製品の魅力として取られることも多いです。

そもそも「革と皮」とは?

皮と革との違いが何だか分かりますか?さまざまな革製品のもとになっているものは、動物の皮です。その皮から毛を取り除いて、「なめし加工」を施したものが革になります。加工前が「皮」、加工後が「革」という分け方がされており、「皮革」という表現は、文字どおり、両方の意味が含まれています。

クロスでのお手入れを手軽に

革財布のお手入れでは、クロスがすぐに油分でべとべとになってしまうことでしょう。とはいっても、クロスの中の一部だけにクリームやオイルをつけるので、全体がべとべとになるわけではありません。

油分べったりなので、洗うのもひと苦労だと、頭を悩ませる方もいらっしゃるくることでしょう。おススメなのは「伝線したパンティストッキング」です。古くなったTシャツなどを切ってストックしておいたもので、お手入れするのもよいでしょう。革財布がぴかぴかになった後は、ゴミ箱へポイすればよいので、お手入れも非常に楽です。

レザーマニキュアとは


レザーマニキュアをご存知でしょうか。革財布だけでなく靴やハンドバッグ、ベルトなどの皮革製品のキズを簡単に修理してくれる、便利なお手入れグッズです。

レザー専用の特殊塗料になるので、はがれにくくて自然な感じに仕上がります。幅広い革製品に使えるので、一つ持っていると重宝します。ただし色は黒以外は、合わないことも多いので自分で混ぜ合わせて、お手入れしたい対象のものに近い色を作るのがよさそうです。

お手入れに革専用の消しゴム?

革専用の汚れ落としもあります。まさに「消しゴムで文字を消す感覚」で落とせます。水や洗剤を使わずにお手入れできるので、シミが残る心配がありません。携帯できて、カバンにさえ入れておけば、外出先でも気軽に使えてよいでしょう。

研磨材が入っていない「表皮革・ヌメ革用」は、ソフトタッチなのでホワイトレザーには特によいでしょう。「スエード用」は、極めて細かい繊維状の消しゴムなので、従来の砂消しゴムタイプだと、素材によっては、かえって傷めてしまいがちです。

スエード用の革消しゴムなら、ベロアなどの起毛皮革も、優しく均一に汚れを落とせます。
起毛の革財布の場合は、最後の仕上げにスエード用のブラシなどでブラッシングして起毛を整える、という手順でお手入れしてあげましょう。

ブラシでのお手入れ

革財布のお手入れでは、ブラシも忘れてはいけません。豚毛→馬毛→山羊毛の順に高級になっていきますが、「馬毛ブラシ」さえあれば十分です。豚毛はお手頃ですが硬くて使いにくく、山羊毛は高級です。

馬毛ブラシはコロニルのものがオススメ、という声もあります。毛の密度がギュッと詰まっていて、非常に使いやすいとの声が多いです。あまり知られていないようですが、ブラシもお手入れするごとにエイジングして、感じに味わいが出てきて経年変化が楽しめるそうです。

100均アイテムでできる!革財布のお手入れ

長く使うほどに、味わいが出て愛着もわいてくる革財布。本格的なお手入れツールももちろん魅力的ですが、100均アイテムでもお手入れができるのなら、これもまた気がねなくできそうです。「これが革財布のお手入れに使えるの?」と驚かれるでしょうが、100均アイテムでのお手入れ法をこれからご紹介していきます。

100均アイテムをプラスしたお手入れ

その革財布のお手入れに使えるものとは、何と「あかすり」です。お手入れの手順としては、革財布全体の汚れを落としてからクリームを革財布全体に塗り、クリームが乾いてからあかすりミトンで「乾拭き」して、ブラシで艶を出します。

お手入れした後に乾拭きがしっかりされていないと、触った時にベタベタして気持ち悪いだけでなく、指紋が付きやすく見た目が悪くなります。
表面が適度にざらざらしている「あかすりミトン」でお手入れすると、余分なクリームを綺麗に拭き取れて、革財布の表面がべたつかずに仕上がります。

布で行う「乾拭き」よりも素早く仕上がり、見た目や感触も綺麗になります。片面はクリーム用、もう片面は乾拭き用にしてもよいでしょう。使い捨てにしてもいいですし、汚れたら
洗って、繰り返し使うこともできます。ちなみに「ザ・ダイソーのあかすりミトン」は、お手入れ用だけでなく、本来のあかすりミトンとしても高評価だそうです。

革財布についた傷のお手入れ方法

革財布は多少の傷であれば、経年変化の一つの味わいとして魅力的です。ですが悪目立ちするくらいの傷や、プレゼントされた大事な革財布だったら、傷は大きなショックです。そこで、傷がついた場合のお手入れ方法についてご紹介します。

革財布は日常的に使用するので、バックやポケットでの摩擦や、爪で引っかけてしまったなどと、傷がつきやすい傾向にあります。もし傷ついてしまった時の、基本的なお手入れ方法に関しては、革の種類や製法によって方法が異なります。その点については、販売元にお手入れ法を確認するほうが確実でしょう。

①革の表面を染める部分に傷がついた場合

傷がつくと、染められていない部分が表面に出てくるのが「丘染め」です。小さな傷であれば、傷の周りを指や柔らかい布でこすれば大丈夫です。しかし傷が大きい場合は、革用のクリームを塗りこんだり、革マニキュアなどで傷口を染色します。

ですが、染色は素人には難易度が高いのでおススメできません。傷口をこすったり、クリームを塗りこんでも傷が目立つような場合は、革製品の修理などを行っている専門の業者に相談するのがよいでしょう。

②革の内部まで染める部分が傷ついた場合

革の内部まで染める「芯通し」の場合だと内部まで染められており、それほど傷は目立ちません。この場合は傷のお手入れも簡単で、指や乾いた柔らかい布で傷の周辺をこする、というお手入れだけで目立たなくなる場合がほとんどでしょう。

オイルを染み込ませている革ならば傷の周辺のオイルを、傷口に移動させるように指でもみこむと、自然な状態のまま傷が目立たなくなります。

革財布についた汚れのお手入れ方法

革財布は普段から持ち歩くので、どうしても汚れがつくことも多いです。革財布をはじめ、革製品は汚れに弱いので、放置しておくとすぐにシミになります。そのため、早くお手入れをすることが大変重要です。

お手入れの方法としては、すばやく乾いた柔らかい布で優しく拭き取るだけでよいです。定期的に防水スプレーで保護しておけば、ひどい汚れにはなりにくいでしょう。

少しづつ黒ずんでいく汚れや、部分的な汚れには革専用の消しゴムが非常に便利です。普通の消しゴムと同様、汚れや黒ずみが気になる部分を優しくなでるようにこするだけで、見違えるほど綺麗になります。

ただしやり過ぎると、その箇所だけ艶が出たり、色が薄くなることもあるので気を付けましょう。家庭にある普通の消しゴムでも使えなくはないですが、おススメはできないです。大事な革財布のお手入れには、革専用の消しゴムを必ず使用しましょう。

革財布のお手入れのペースは

普段の革財布のお手入れのペースとしては、乾拭きは日常的の習慣にしてほしいところですが、保革クリームによるお手入れは、革の種類によって違いはあるものの、月に1回くらいにしましょう。

例えば手間をかけてでも、できるだけよい状態を保ちたいという時は、お手入れは2週間ごとにしましょう。それ以上ですとやり過ぎになりますので、このペースは守るようにしてください。

面倒くさがりな方でも季節の変わり目には、必ずお手入れを行うようにしましょう。お手入れを行うペースとしては、以上のとおりですが、感覚としては革財布の表面が乾いたと感じた時に、お手入れをすれば間違いないです。

本物と偽物の見分け方

革財布は、動物の皮をなめした天然皮革と、人工的に作られた合成皮革の2パターンに分かれます。どうせ買うのなら、長く使える高品質の天然ものを選びたくありませんか。ですが今は、製造技術の発達により、合成皮革でも天然皮革と見分けがつかないくらい上手に作られるようになりました。

本物と偽物を見分けるなんて素人には正直、難しい問題です。ではわたしたち素人にできることとはなんでしょうか。ただひとつ、「信頼できるお店で買う」ことでしょうか。その目安としては、販売されている製品に「レザーマーク」や「JRAマーク」が付いているかを確認されるとよいでしょう。これらは天然皮革ということを示す、安心保証のマークです。

①レザーマーク

レザーマーク
国際タンナーズ協会が決めた、合成皮革と天然皮革を区別するための世界共通のマークです。日本では1981年から革財布はもちろん、靴やかばん、衣料、ベルト、手袋などの皮革製品に使われています。

②JRAマーク

JRAマークとは、ワシントン条約に基づいて正規に輸入された皮革ということと、さらに、その原料を使って、日本で製品化されたことを証明するマークです。全日本爬虫類皮革産業協同組合によって、制定されました。

革財布は大人の魅力

財布は、かねてより持ち主の「ステータス」を表す、と言われていました。素材はさまざまでも、その中でも特に人気が高いのはやはり、革財布です。大人が選ぶ財布としては、一番主流なのではないでしょうか。

合成と違い、本革は重みもあり高級感があるため、合成よりも好まれています。革財布だけでなく、バックや靴などでも本革は人気が高いでしょう。時代が変わっても、革製品の魅力は、今の変わらないのではないでしょうか。

革財布最大の「魅力」は、やはり何と言っても「使い込むごとに深くなる味わい」です。最初は、全く同じ革財布だとしても、使い方ひとつで違った「表情」を見せてくれます。つまり使う人によって、同じ財布でも全く違うものになる、ということでしょう。

ですが一方で、全くお手入れをしていないと革財布はどうなるのでしょうか。それは革財布の魅力である「味の深みが」全く活かされていない、ただのボロボロの財布になってしまいます。せっかくの革財布ですから、無理のないペースでできる「自分に合ったお手入れ方法」を身に着けて、素敵な「あなただけの革財布」にしてあげましょう。

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