消毒用エタノールでカビを除去する7つの活用術|注意すること
更新日:2020年08月28日
換気が悪く温度と湿度が高くなりがちなお風呂場は、一般家庭の中ではカビにとって最高の環境の一つです。
お風呂場のカビを消毒用エタノールで除去する場合は、まずカビの気になる部分を消毒用エタノールを付けた雑巾なので拭き取りましょう。その後、通常と同じようにお風呂場を掃除します。
カビ除去の仕上げに、消毒用エタノールが水分で薄まらないように、お風呂場を良く乾かしてから、消毒用エタノールをスプレーします。
活用術2:洗面所
水の使用頻度が高く、いつも濡れていることの多い洗面所も、カビにとって格好のすみかです。
洗面所のカビを消毒用エタノールで除去する場合は、カビが飛び散らないように消毒用エタノールをつけた雑巾などでカビを拭き取り、その後いつもどおり洗面所を掃除します。
カビ除去の仕上げに、消毒用エタノールが水分で薄まらないように、よく乾燥させてから消毒用エタノールをスプレーします。
活用術3:キッチン
水も使い食品も使うことの多く、清潔を保ちたいキッチンは、特に念入りにカビを除去しておきたい空間です。エタノールはお酒にも含まれる成分なので、食品を扱うキッチンでも安心して使えます。
キッチンのカビを消毒用エタノールで除去するには、目に見えるカビを消毒用エタノールをつけた雑巾などで拭き取り、いつもどおり掃除をして乾かしてから、気になる場所にアルコールをスプレーします。
活用術4:窓・窓枠
結露などの水滴で濡れることが多い窓や窓枠、特にパッキンのゴムは油断しているとカビの生えていることがある場所のひとつです。
窓周りのカビを消毒用エタノールで除去する場合は、窓のパッキンなど目に付く場所のカビを、消毒用エタノールを染み込ませた雑巾などで拭き取ります。
その後、いつもどおりに掃除してからよく乾かして、最後の仕上げに消毒用エタノールをスプレーします。
活用術5:畳
畳も気がつけばカビが生えていることがある場所のひとつですが、うかつにカビとり材や洗剤を使うと畳が変色してしまいます。しかし、消毒用エタノールなら変色の恐れが少ないので、畳のカビ除去に最適です。
畳に生えてしまったカビを、消毒用エタノールを染み込ませた布で拭き取り、いつもどおり掃除をしてから畳に、消毒用エタノールをスプレーすればよいでしょう。
活用術6:布団・座布団
人間は睡眠中に意外と大量の汗をかくため、意外と布団は湿気で不衛生になりやすいです。消毒用エタノールを使うことで、カビだけでなく匂いなどを防ぎ、布団を快適に使うことができます。
布団を天日で干すなどいつもどおりに手入れした後、全体にまんべんなく消毒用エタノールをスプレーすると、天日と消毒用エタノールで除菌が可能です。
活用術7:マットレス
人間は睡眠中に大量に汗をかきますが、布団と異なりマットレスは容易に干すことができません。しかし、消毒用エタノールなら天日で干さなくてもカビなどを消毒することができるのでです。
掃除機などを使い、いつもどおりにマットレスを掃除したあとに、消毒用エタノールをスプレーすればよいでしょう。
カビ除去以外の消毒用エタノールの活用術
消毒用エタノールを使うと、カビ除去を簡単に行うことができますが、それ以外にも、掃除などでさまざまな活用方法があります。
そこで、カビ除去以外にもさまざまな目的で使える消毒用エタノールの活用方法について、ご紹介します。
活用術1:下駄箱
嫌な匂いがこもりがちな下駄箱ですが、消毒用エタノールを利用することで匂いを軽減することができます。
素材に気をつける必要がありますが、靴を片付ける前に靴の内側に消毒用エタノールをスプレーしたり、靴箱の掃除の時に消毒用エタノールを靴箱の中にスプレーすると、消毒用エタノールによって雑菌が消毒されるので、いやな匂いが軽減されます。
ただし、くれぐれもアルコールに弱い素材でないか確認してください。
初回公開日:2018年10月03日
記載されている内容は2018年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。