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2018年10月04日

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸は、梅干しやかんきつ類などに含まれる有機化合物です。弱酸性という性質は、アルカリ性の汚れを中和させて落とします。天然成分なので、身体にやさしく、安心して使えます。さまざまな場所に使えるクエン酸の掃除方法をご紹介します。

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸とは

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸は、すっぱさの素となる成分です。口の中に入れると、刺激的な強い酸味があり、雑菌の繁殖を抑える「静菌効果」があります。現在のように消毒液がなかった時代には、傷口を消毒するのに使われてきました。

クエン酸の成分

身近なクエン酸は、レモンなどの柑橘類、梅干しなどに代表されます。また「クエン酸」としてホームセンターなどで掃除用といて売られている人工的につくられるクエン酸は、原料のサツマイモのデンプンなどをこうじで発酵させて作られます。そのため、肌に触れたり、誤って口に入ったりしてもアレルギーなどの健康被害を起こすことはありません。

クエン酸はどこで手に入れられるのか

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸は、ドラッグストアやスーパー、ホームセンターで取り扱っているので、簡単に手に入れることができます。また、掃除用の顆粒状のクエン酸は100円ショップでも扱っているので、トライアル用におすすめです。

わざわざクエン酸を購入しなくても、掃除には家庭にある「穀物酢」で代用することができます。うまみ成分や調味料が入っていない穀物酢を使います。試しにクエン酸のパワーを知りたいという人は、酢での掃除を試してみましょう。ただし、酢には独特の強いにおいがありますから、掃除の場所によっては、ためらってしまうかもしれません。酢のにおいが苦手だという人は、やはり掃除用の無臭のクエン酸がおすすめです。

クエン酸が効果を発揮する汚れとは

効果的に掃除をするためには原則として、汚れの性質とは反対の性質のものを使います。こうすることで汚れを中和して、取りやすくします。クエン酸は酸性の性質を持つため、アルカリ性の汚れに対してパワーを発揮します。

アルカリ性の汚れで代表的な汚れは、水道水に含まれるカルシウム・ミネラル成分が固まった水アカ。トイレの便器にこびりついた尿石やアンモニア臭。お風呂や洗面所の石けんカス。たばこのヤニや臭いなどの掃除にもクエン酸は効果を発揮します。

掃除で大活躍。クエン酸効果とは

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

エコ洗剤として、注目されているクエン酸は、一般的な洗剤よりも手軽な値段で手に入り、さらに環境や体にも優しいのが特徴です。クエン酸には掃除に効果的な5つの掃除パワーが秘められています。

浸透・はく離・溶解作用

クエン酸に含まれる水素イオンは、汚れに浸透してはがしたり、溶かしたりする働きがあります。この働きによって、掃除のときにこすっただけでは取り切れないガンコな水アカ、尿石などの汚れを簡単に取り除くことができます。

中和作用

酸性のクエン酸は、弱アルカリ性の石けんや重曹を中和する働きがあります。そのため、重曹や石けんを使った掃除の仕上げに、クエン酸を溶かしたクエン酸水をスプレーすることで、すっきりと仕上がります。また、重曹と組み合わせることで、発泡し汚れを浮かび上がらせる働きがあります。

抗菌作用

クエン酸には、微生物の繁殖を抑える働きがあります。そのため食中毒の原因であるO‐157やサルモネラ菌の繁殖を抑えるため、まな板や台所周りにクエン酸水を吹きかけることで、予防することができます。掃除と同時に除菌、殺菌もできます。

消臭作用

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

トイレのにおい、台所の残飯のにおい、たばこの悪臭などすべてアルカリ性です。酸性のクエン酸で中和して、においの元を断ちます。また、クエン酸には静菌効果があるので、雑菌が原因の腐敗臭にクエン酸水をスプレーすれば、掃除とともに消臭もできます。

還元作用

サビは鉄や銅などの金属が酸化したことでできます。クエン酸は、金属から酸素を切り離す作用があるため、掃除とともにサビを取り除く効果があります。

クエン酸を使用する掃除の方法

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸には、私たちが知らなかったパワーがたくさんあります。この自然のパワーを生かして、掃除をしましょう。掃除をする前の準備も怠らないようにしましょう。

掃除用のクエン酸とは

クエン酸には3つの種類があります。薬としてドラッグストアが扱っているクエン酸、スーパーの食品売り場などで手に入る食品添加物としてのクエン酸、そして、掃除用として販売されている工業用のクエン酸です。

管理状態や精製の度合いによって種類が変わってきます。クエン酸の機能としては基本的に変わりませんから、掃除用としてはどのクエン酸を使ってもいいのです。しかし、万が一口に入ってしまったとき、あるいは肌に付いても問題がないクエン酸をと考えるのなら、多少割高ですが、薬用か食品添加物として販売されているクエン酸を掃除に使うのが安心です。

掃除用クエン酸の使い方

掃除用クエン酸の使い方は4種類あります。

・クエン酸の粉末を水で薄めてスプレーにして掃除する
・クエン酸の粉を水と合わせてペースト状にしてから掃除する
・粉末をそのまま使って掃除する
・重曹と合わせて掃除する

それぞれ、掃除をする場所の汚れの性質や汚れ具合によって使い分けましょう。たとえば、カーペットの掃除には、クエン酸の粉をそのまま振りかけて、あとから掃除機で吸い込めば楽に掃除ができます。また、汚れがなかなか落ちない水アカなどの掃除には、クエン酸のペーストを付けて、ラップなどでパックすると効率よく掃除ができます。

掃除用クエン酸水スプレーの濃度

クエン酸で掃除するときに、大活躍するのがクエン酸水スプレーです。クエン酸を溶かした水を、スプレーボトルに入れて使うので、広い範囲の掃除にも適しています。作り方はとても簡単です。水200mlにクエン酸粉小さじ2杯を混ぜるだけです。

ここで考えてしまうのがクエン酸の濃度です。汚れをもっと簡単に効率的に落とすために濃度の高いクエン酸のほうがいいのではないかと誰もが考えてしまいます。しかし、いくら体にやさしいとはいっても、クエン酸は「酸」に変わりありません。あまり濃度が高いものにしてしまうと、素材によっては変質してしまう可能性があるので、掃除をするときには濃すぎる濃度には注意が必要です。

掃除用クエン酸の注意

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸は、天然成分ですから掃除をするときには、環境や体にやさしいエコ洗剤といえます。しかし、掃除で使うときにいくつか注意しなくてはならない点があります。

まず、クエン酸は酸性ですから、素手で長い時間扱うと手荒れを起こす可能性があります。酸でタンパク質が変性するためですが、特に敏感肌の人は酸の刺激でピリピリするかもしれません。できるだけ掃除の時にはゴム手袋をつけるようにしましょう。

クエン酸は鉄につけるとサビます。またテラコッタ、セメント、大理石などは、カルキの主成分でもあるカルシウムやカリウムが含まれています。クエン酸はこれらのミネラル成分を分解、溶解する作用があるため変色や傷みの原因になるので、掃除をするときには、避けて使うようにしなくてはなりません。

さらに、塩素系やアルカリ系の市販の洗剤と混ぜて使うと、有毒ガスが発生することがあるので、掃除をするときには併用しないように絶対に避けなくてはなりません。

クエン酸で掃除をするときにそろえておきたいアイテム

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸を使った掃除に欠かせない便利なアイテムをご紹介します。事前に準備をしておくと、効果的に簡単に汚れを落とすことができるものばかりです。

重曹

重曹は、クエン酸と反対のアルカリ性成分です。やはり掃除をするときに環境や体にやさしいエコ洗剤として注目されています。掃除のときにクエン酸と一緒に使うことによって、クエン酸が苦手とする油汚れや酸性の汚れに対応します。さらに、重曹とクエン酸を混ぜることで発泡作用がおこり、汚れを浮き立たせる効果もあります。クエン酸と一緒にそろえておくと、掃除場所の範囲もぐっと広がります。

洗面器

お風呂で使う小物類やシャンプーのボトル、子供のおもちゃなど、どうしても石けんカスが付いてしまいます。これらの小物を掃除するときに、クエン酸水に浸け置きして使います。

新聞紙

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

汚れを拭き取ったり、汚れを吹かすときに下に敷いたりします。とくに壁紙の掃除のときには、クエン酸水の液だれを受け止めるために重宝します。

アクリルたわし

スポンジよりも細かいアクリル繊維の毛糸が磨くのに効果的で、掃除をするときに便利です。市販されているものを使ってもいいですし、自分でも簡単に手作りすることができます。

いらなくなったタオル、雑巾、フキンなど、掃除をする場所や用途に合わせて複数枚用意しましょう。クエン酸スプレーは仕上げにかけると、除菌作用があります。さっとスプレーした後にから拭きするためにも、布は多めに用意しておきましょう。

ラップ

ひどい汚れ、ガンコな汚れの掃除の時に、クエン酸を密閉させるために使います。しばらくラップで密閉することで、汚れに浸透させ、落としやすくします。

歯ブラシ

使い古しの歯ブラシは、タイルの目地や、水道の蛇口など形状が複雑な場所などを掃除するのにとても便利です。クエン酸粉を直接歯ブラシに付けて細かい場所も掃除できます。

綿棒

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

歯ブラシでゴシゴシこすれない場所やデリケートな場所を掃除するときに使います。染み抜きの時にも、染みを広がらせないように取り除くのに便利です。

調味料入れ

クエン酸は掃除をするときに袋からスプーンで直接ふりかけることもできますが、無駄になることも多くなります。そこで塩やコショウを入れるときの調味料入れを利用しましょう。掃除をするときに、まんべんなく振れて無駄を少なくします。また、キャップが付いていることで、クエン酸が苦手とする湿気を避けることもできます。

ペーパータオル

クエン酸をしみこませて汚れに密着させることができます。クエン酸は、エコ洗剤ですが、そのぶん汚れを落とすのに少し時間がかかります。ガンコなお風呂場の石けんカスやトイレの黄ばみ・尿石を掃除するときには、ペーパータオルにクエン酸を十分湿らせて、クエン酸が汚れを溶かすのを待ちます。

霧吹き

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸の掃除で頻繁に使うのがクエン酸水です。クエン酸水は、まんべんなく吹きかけられる霧吹きを使うと、とても便利で経済的です。クエン酸での掃除には、たびたび重曹水とのコラボが効果的なことがあるので、クエン酸水用と重曹水用の2種類を用意しておくと便利です。100円ショップでもいろいろな種類の霧吹きを取り扱っています。

クエン酸を使用して掃除ができる場所

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸は、さまざまな場所の掃除に活躍してくれるエコ洗剤です。気になるところをクエン酸パワーできれいにしていきましょう。

クエン酸でバスタブを掃除

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

毎日、湿気にさらされているバスルーム。皮脂や湯アカ、石けんカスをエサに、カビや汚れが発生しやすいところです。

バスタブは、室内が温かいうちの掃除をすると、汚れが緩んで落ちやすくなります。バスタブのフチなどにこびりついた湯アカ、カビは、重曹粉とクエン酸の発泡作用によって汚れを浮かせて、アクリルたわしでこすって落としましょう。

(1)バスタブの落ちない汚れに、重曹粉を振りかけていきます。

(2)洗面器にクエン酸水を入れてアクリルたわしにしみこませ、汚れた部分をこすって磨きます。アクリルたわしの繊維が汚れと重曹の残りカスをからめとります。

(3)シャワーでしっかり洗い流し、乾いた布で水気を拭き取ります。

クエン酸で風呂の鏡を掃除

いつもぼんやりとしか映らないお風呂の鏡。これは湯アカが結晶になってしまい鏡をくもらせているからです。クエン酸でパックして湯アカを溶解し、はがしてきれいにしましょう。

(1)鏡にクエン酸水をスプレーして、その上からペーパータオルを貼り付けます。さらにペーパータオルの上からクエン酸水を吹き付けて2~3時間放置します。様子を見て、乾いてしまうようなら、さらにクエン酸水をスプレーします。ペーパータオルの上にラップをすると、乾きにくくなります。

(2)ペーパータオルとラップを取り外したら、アクリルたわしで浮いた湯アカをこすり落とし、水で洗い流しましょう。

クエン酸でシャワーヘッドを掃除

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

シャワーヘッドも時々掃除をしないと、湯アカや石けんカスが詰まって、出が悪くなってしまいます。細かい穴の汚れは、爪楊枝でシャワーヘッドの穴を一つひとつ刺して、穴に詰まった湯アカ、石けんカスを取り除きましょう。

(1)洗面器にぬるま湯1リットルに付き、クエン酸粉大さじ4杯を入れて、シャワーヘッドを浸けます。

(2)2~3時間ほど浸け置きしたあと、水で湿らせたアクリルたわしで汚れをこすり落とします。細かい汚れは歯ブラシで落としましょう。

クエン酸で風呂の排水口を掃除

お風呂の排水口は、石けんカスや皮脂汚れ、カビなどが集中します。さらに雑菌が増えやすく、悪臭の原因にもなるので、こまめに掃除しましょう、

(1)排水口は、乾いているときに髪の毛などのゴミを取り除いておきます。

(2)重曹粉を振りかけて、歯ブラシなどで、汚れをこすり落とします。

(3)そのまま水で洗い流さずに、クエン酸水をスプレーします。すると重曹とクエン酸が反応して白く発泡するので、ラップで密閉して汚れを浮かせるようにします。

(4)30分くらい放置した後に、お湯で洗い流します。お湯で流すことで、アルカリ効果がさらにパワーアップして、汚れが落としやすくなります。

クエン酸で風呂の床を掃除

お風呂場によく発生するピンク色のぬめりは「ロドトルラ」という酵母の一種です。水さえあれば発生し、繁殖スピードが速く、洗っても、洗ってもすぐに出てくる厄介者。これ自体は健康に悪いわけではありません。しかし、このロドトルラをエサに健康に害を及ぼす黒カビが繁殖するので、注意が必要です。

ロドトルラの発生を防ぐには、乾燥が一番ですが、殺菌・静菌作用のあるクエン酸をお風呂上りにスプレーしておくと、発生を抑えることができます。

お風呂の床の黒ずみは、石けんカスや体を洗っときの皮脂汚れ、アカが飛び散ったものが原因です。

(1)キッチンペーパーをお風呂の床に敷き、クエン酸水をたっぷりとスプレーします。

(2)その上にラップをかけて、乾燥いないように2~3時間放置します。

(3)キッチンペーパーとラップをはがして、アクリルたわしで汚れをこすり落としたら、水をかけて洗い流します。

クエン酸でバスグッズを掃除

お風呂の桶、椅子、石けん置き、シャンプー類の底、バスラック、子供のお風呂用のおもちゃなどなど、意外とお風呂場にはたくさんのアイテムがあります。これらは、どうしても石けんカスや皮脂、湯アカなどが付いてしまって、ぬめりが出てしまいます。

家族全員がお風呂に入ったあと、クエン酸を湯船に入れて、こうしたバスグッズをまとめてひと晩浸け置きしましょう。お風呂のぬめりもきれいになって、一石二鳥です。

クエン酸で製氷機を掃除

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

水道水に含まれるカルシウムやミネラル成分が付着して、白く汚れやすいのが製氷皿や製氷機です。清潔な氷を作るために、クエン酸で汚れを浮かせましょう。製氷皿にクエン酸水をスプレーして、アクリルたわしで磨くだけで、汚れをはがしてくれます。

冷蔵庫によっては、自動製氷機で氷を作っているご家庭も多いのではないでしょうか。自動製氷機は、実はカビに注意しなくてはなりません。カビは10℃以下の環境でも繁殖できます。冷蔵庫の温度は3~5℃くらいなので、給水タンク内で空気中のカビ菌が増加して、そのまま氷の中に閉じ込められてしまい、それを私たちが知らずに口にしてしまうのです。

夏場は、常に氷を作っているので、水の循環もよいのであまりカビが生えることはないでしょう。むしろ、しばらく氷を作らなくなってから使い出しの5~6月が危険です

<自動製氷機の掃除の仕方>
給水タンクを取り出したら、水を一杯に入れて、クエン酸大さじ1を溶かして2時間くらい放置しておきます。その後水を捨てて、重曹粉を振りかけてアクリルたわしで磨きます。これで、水アカとカビの両方を掃除することができます。

同時に、ポンプの掃除もしなければ意味がありません。ポンプの掃除は、浄化フィルターを外して、タンク一杯の水とクエン酸大さじ1を入れ、給水タンクに取り付けます。2回ほど氷を作れば、クエン酸水がポンプの中にもまんべんなく行き渡ったことになるので、タンクに残ったクエン酸水を捨てて、水道水を入れます。これでさらに2回ほど氷を作れば、クエン酸の残らない氷を作ることができます。

クエン酸は体内に入っても有害ではありません。心配なら、食用のクエン酸を使いましょう。また、クエン酸が残っていないかどうか不安だという人は、クエン酸水と一緒に食紅を少量入れておけば、完全にクエン酸が氷に含まれなくなったことを目で確かめることができます。

クエン酸で加湿器を掃除

冬になると、加湿器で風邪予防をしているご家庭も多いのではないでしょうか。加湿器は、そのままにしておくと、カビの発生源になってしまうこともあります。カビが発生したことを知らずに、加湿器を稼働してしまうと、部屋全体にカビの胞子をまき散らすことになるので、こまめに掃除しましょう。

また、加湿器に使う水道水には、殺菌や消毒を目的として「次亜塩素酸カルシウム」が含まれています。いわゆる「カルキ」と呼ばれるものですが、加湿器のタンクやフィルターに白いかたまりとして溜まります。加湿器の掃除に大切なのは、カビ対策とカルキ対策です。それに効果を発揮するのが、重曹とクエン酸です。

(1)給水タンクに水、あるいはぬるま湯を1リットルほど入れ、さらに重曹粉を大さじ4杯入れます。よく振って、重曹粉を溶かしてから、しばらく置きます。これによって、給水タンクにはびこったカビを除去することができます。

(2)タンクをよくすすいだら、今度もまた給水タンクを水かぬるま湯で満杯にします。そこにクエン酸20gを入れて溶かし、ひと晩放置します。これで、タンクに付いた水アカを溶かしてはく離することができるので、よく水洗いしましょう。

(3)フィルターの掃除もします。汚れを取ったら、洗面器などに水をためて、1リットル当たり、小さじ1杯のクエン酸を混ぜて1時間ほど浸け置きします。しっかりすすいだら、水気をよく拭いて乾燥させましょう。

(4)水受けも忘れずに掃除しましょう。カビやカルキがガンコにこびりついているようなら、重曹粉を振りかけて、クエン酸水をスプレーして発泡させてから、アクリルたわしでこすって汚れを落とします。

クエン酸でトイレの便器を掃除

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

トイレの掃除は、クエン酸が最も得意とするところです。また、除菌作用の強いクエン酸は、トイレをいつも清潔に保ちます。

トイレの黄ばみや黒ずみは、尿酸やリン酸が水のミネラルと結びついてできた汚れですから、クエン酸でしっかり溶かせば、汚れも楽に取れます。

(1)便器の黄ばみなど、気になる汚れの部分には、トイレットペーパーを貼り付けておきます。そこにクエン酸水をたっぷりとスプレーしておきます。また、便器のフチ裏など、目に見えにくいところなどにも貼り付けておきましょう。それでも落ちないガンコな汚れには、クエン酸粉をペースト状にして、塗ってしばらく置きます。

(2)そのまま2時間程度置いてから、トイレ用ブラシで磨いて、汚れを流してすすぎます。

クエン酸でトイレタンクの水受けを掃除

トイレタンクの水受けも、水アカやほこりが溜まって、輪染みのようになって気になるところです。水アカに強いクエン酸を使ってきれいに掃除をしましょう。

(1)トイレットペーパーを水受けの気になる部分に張ります。そこにクエン酸水をたっぷりスプレーして15分くらい放置します。

(2)浮き上がってきた汚れをアクリルたわしで磨いて落とします。

(3)これでも汚れが落ちない場合には、目の細かいサンドペーパーを使うといいでしょう。

トイレタンクの水受けをクエン酸で掃除をするときに、注意しなくてはならないことがあります。それは、水受けの掃除で使ったクエン酸をタンクの中に入れないことです。水受けタンクの中を見ると分かりますが、パイプをはじめとする部品には、酸を嫌うものが使われていることがあります。そのため、クエン酸によって、サビたり劣化してしまう場合もあります。

クエン酸での掃除は水受けだけにとどめて、掃除をした後は水を流すのではなく、濡れた雑巾などで汚れを拭き取るようにしましょう。

クエン酸でトイレの床・マット・その他を掃除

トイレの床やマットは、飛び散った尿の染みやアンモニア臭が強くなります。いくら便器を掃除しても、においの元が床やマットという場合もあります。トイレの汚れの原因は、主にアルカリ性のものなので、酸性のクエン酸は中和して汚れを落とし、さらに消臭効果もアップします。

床やマット、サニタリーボックスペーパーホルダー、さらには掃除道具であるトイレ用ブラシもクエン酸水をシュッと吹きかけて、乾いた布で拭きとれば気になるにおいも消臭してくれます。

クエン酸でトイレの殺菌

トイレは、どうしても雑菌が集まるところです。トイレの除菌をするのに、最も簡単なので、「消毒用エタノール」を使って、消毒したいところを拭くことです。しかし、消毒用エタノールは揮発しやすく、スプレー容器に入れておいても、すぐに揮発して無くなってしまいます。また、引火しやすいので、トイレでタバコを吸う人がいる場合には、あまりおすすめできない方法です。

トイレの殺菌は、スプレー容器に入れたクエン酸水にエッセンシャルオイル5滴ほどを目安として混ぜ、掃除をすることで、穏やかな殺菌効果が期待できます。殺菌効果のあるエッセンシャルオイルとしては、人体への刺激が少なく、高い消毒作用で知られているオーストラリア原産のティーツやユーカリがおすすめです。同時に、エッセンシャルオイルの香りも楽しめます。

クエン酸で猫トイレを掃除

クエン酸は、消臭効果に優れています。そのため、家で猫を飼うときに猫のトイレの消臭に非常に優れています。猫のトイレは市販の猫砂を使います。とくにマンション住まいの場合、ほとんど飼い猫を外に出すことがないので、猫のトイレは必須。

いろいろな猫砂が販売され、そのほとんどが臭い対策をされています。しかし、密室だとやはり猫のおしっこやウンチの臭いはきつくなります。かといって、化学薬品で消臭するとにおいに敏感な猫をはじめとするペットは、トイレで用をたさなくなってしまうかもしれません。

そこで活躍するのがクエン酸で猫のトイレを掃除する方法です。スプレーにクエン酸液を入れて、猫トイレの周辺の気になるところに吹き付けるだけで、猫独特の尿臭さがなくなります。去勢していても、オス猫などはマーキングをします。気が付いたら、マーキングした後にクエン酸をスプレーしておくことでにおいを中和します。

猫砂を交換するときに、猫のトイレをクエン酸水に浸した水に1時間ほど浸しておきましょう。そうすることで猫のトイレの悪臭を取り除くことができます。アンモニア臭はアルカリ性なので、クエン酸の得意分野といいっていいでしょう。

そのほかにも、ペットのブラッシングなどにもクエン酸は効果を発揮します。犬と違って、猫は水が苦手です。お風呂に入れて体を洗うということができない場合にも、クエン酸は活躍します。

水1リットルにクエン酸粉大さじ2杯ほど入れたクエン酸水をタオルなどに浸します。それを固く絞ってペットの体を拭いてやります。酸は、ペットに付くノミ、ダニといった寄生虫もとても苦手です。クエン酸なら、たとえペットをきれいにしたとしても、天然素材なので、皮膚をなめて、体内に入っても安心です。

クエン酸で空気清浄機のフィルターを掃除

花粉の季節だけでなく、PM2.5 対策などで、1年中空気清浄機を使っている家庭も多いのではないでしょうか。空気清浄機を使い続けていると、生乾きの洗濯もののような臭いがすることがあります。

とくに加湿空気清浄機を使っている場合、集塵フィルター・脱臭フィルターを通った空気が加湿フィルターを通過することで加湿するというメカニズムになっています。水分が加わることによって、カビや雑菌が繁殖するため、生乾き臭が発生します。

また、加湿タイプ出ない空気清浄機でも、汚れを掃除機で吸い取ったり、フィルターを単に水洗いしたりするだけでは、臭いまで取ることはできません。空気清浄機のフィルターに付いた雑菌はアルカリ性なので、クエン酸の酸性が効果を発揮します。フィルターの汚れを落としたら、クエン酸水をシュッと吹き付けておくだけでアルカリ性と中和してにおいを元から取り除きます。

クエン酸でガスレンジの掃除

クエン酸は、油汚れや食べ物のカスがたまりやすいキッチンまわりで大活躍。雑菌の繁殖による悪臭を抑えたり、怖い食中毒の原因になる菌を滅菌したりするなど、キッチンの掃除には欠かせません。

こびりついた焦げ・油汚れなど取りにくく、気になっていても、なかなか手が出ないのがガスレンジの汚れではないでしょうか。ガスレンジの掃除は、クエン酸と重曹のWパワーがしつこい汚れを簡単に取ってくれます。面白いほどきれいになるので、ガスレンジの掃除もそれほど苦にならなくなります。

ガスレンジの天板の掃除には、重曹粉をお湯で溶いたものを布に含ませ、絞って全体を拭きます。そのあとで、クエン酸水をスプレーして、固く絞った布で拭き取るだけです。しつこい汚れがある場合には、重曹を振りかけ、そこにクエン酸水をスプレーして、発泡させて汚れを浮き立たせましょう。

ガスレンジのコンロの受け皿は、油汚れなどがたまりやすい場所です。中性洗剤で汚れをこすって、約10分置きます。重曹粉を振りかけてから、アクリルたわしでこすって、洗い流します。最後にクエン酸をスプレーして、乾いた布で拭きます。

クエン酸でキッチンの排水口の掃除

キッチンで、最も気になるのが排水口のぬめりやにおいではないでしょうか。できれば触りたくありません。そんなときには、クエン酸+重曹を使えば、洗い流すだけですっきりと掃除ができます。

(1)排水口全体に重曹粉を振りかけます。その上からさらにクエン酸粉を振りかけます。

(2)上から熱湯をザっと注いで、発泡させます。

(3)排水口をラップで密閉して、汚れを浮き立たせます。

(4)1時間くらい置いてから、ラップを外して熱湯をかけて汚れを落とします。

クエン酸で食器洗い機の掃除

食器洗い機には、ぬめりや黒ずみ、カルキといったさまざまな汚れが付いてしまいます。カビやぬめりには重曹を。そして白っぽいカルキを取りたいならクエン酸が効果的です。

(1)カトラリーラックなど、食器洗い機で取り外せるものはすべて取り外しましょう。

(2)カトラリーラックや残菜フィルターは、重曹水を入れた洗面器などに浸け置きしておきます。

(3)軽く水で濡らしたアクリルたわしに重曹を振りかけてから、内部に汚れをこすり取っていきます。

(4)洗剤の投入口にクエン酸粉を大さじ1入れて、洗浄1回、すすぎ1回モードで稼働させます。

クエン酸で蛇口・水栓金具の掃除

キッチンは、常に水を使う場所です。とくに落としにくいのは蛇口の水アカ。放置しておくと、他の汚れも呼び寄せてしまうので、早めに掃除します。

(1)蛇口全体にキッチンペーパーを巻きつけます。

(2)キッチンペーパーからクエン酸水をスプレーします。

(3)キッチンペーパーが乾かないように、再度クエン酸水をスプレーするか、ラップでくるみます。

(4)アクリルたわしで浮き上がった汚れをこすり落とし、雑巾でカラ拭きします。

水栓金具はカビが付きやすいので、重曹を付けた歯ブラシでこすると簡単に落とすことができます。ただし、カビは弱酸性を好むので、こすり落とした後にクエン酸をスプレーすると、かえってカビを寄せ付けてしまうかもしれません。その場合には、あえてクエン酸を使わずに、水洗いだけにしましょう。 重曹はすすぎが不十分だと、乾いてから白っぽくくすんでしまうのでしっかりと重曹を水で落としましょう。

クエン酸でオーブントースターの掃除

キッチンで、最も気になるのが排水口のぬめりやにおいではないでしょうか。できれば触りたくありません。そんなときには、クエン酸+重曹を使えば、洗い流すだけですっきりと掃除ができます。

(1)排水口全体に重曹粉を振りかけます。その上からさらにクエン酸粉を振りかけます。

(2)上から熱湯をザっと注いで、発泡させます。

(3)排水口をラップで密閉して、汚れを浮き立たせます。

(4)1時間くらい置いてから、ラップを外して熱湯をかけて汚れを落とします。

オーブントースターは、焦げカスなどのガンコな汚れがたくさんついています。このガンコな汚れは、クエン酸+重曹で簡単に取ることができます。ただし、オーブントースターの種類によっては、外側に空気孔のような穴が開いているものがあります。

オーブントースターの外側が樹脂で覆われていない機種の場合、クエン酸スプレーが機械の内部にひってしまうと、サビや故障の原因になります。機種によっては、クエン酸をスプレーするのではなく、雑巾にクエン酸をスプレーして、汚れを拭き取るようにしましょう。

(1)水で湿らせたアクリルたわしに重曹粉を振りかけて、オーブントースターの汚れをこすり取ります。

(2)水で軽く絞った雑巾で重曹を拭き取ります。

(3)仕上げにクエン酸水を全体にスプレーしてから、乾いた布で拭きとります。

内部の焦げカスは、重曹ペーストを使って、歯ブラシなどで磨くときれいになります。汚れを取ったらクエン酸水をスプレーして仕上げます。アルミトレイは、重曹を使うとアルカリ反応してしまうので、使用は控えるようにしましょう。

クエン酸で窓ガラスを掃除

窓ガラスは、ホコリや手アカなど、いろいろな汚れがついています。水だけで掃除することが難しいので、油汚れに強い重曹を使ってきれいにし、そのあとで重曹のアルカリを中和するクエン酸を使うことで、ガラスの曇りを防いですっきりとさせます。

(1)乾いた布でホコリや泥汚れなどをさっと拭き取っておきます。

(2)水で湿らせたスポンジに重曹を振りかけて、手アカなどを拭き取るように磨きます。

(3)クエン酸水を全体にスプレーして、スキージーで拭き取るか、乾いたタオルで水分を拭き取りましょう。

クエン酸で網戸を掃除

網戸の場合には、日常の掃除では重曹粉を振りかけたスポンジで、上から下に動かしてこすり、汚れを取ります。さらにクエン酸水スプレーを吹き付けた布で同じように上から下に動かして拭き取りましょう。

網戸の季節が終わった頃には、土埃などでかなり網戸も汚れて、目詰まりを起こしているかもしれません。そのようなガンコな汚れの場合には、新聞紙を使いましょう。室内側からテープで新聞紙を網戸に貼り付けておきます。

外から重曹水をスプレーします。さらにクエン酸水をスプレーし、発泡作用で汚れを浮き立たせて、網戸の汚れを新聞紙が移し取ってくれます。10分くらい置いてから新聞紙を外して、水を含ませた雑巾で汚れを拭き取ります。

クエン酸でカーテンのにおい取り

カーテンは、そうそう簡単に洗濯することもできません。また、タバコのにおいなどがつきやすく、一度においが付いてしまうと、消臭剤を使っても、部屋にこもってしまいます。そんなときには、クエン酸水スプレーをしましょう。嫌なにおいをスッキリと取ってくれます。また、においが強烈な場合には、クエン酸水にラベンダーやレモングラスといったエッセンシャルオイルを数滴たらすと、消臭効果+フレグランス効果があります。

クエン酸で電気ポットを掃除

電気ポットの内側は、水道水のカルシウムがこびりついて白くなってしまいます。たわしでゴシゴシこすっても、このカルシウムは簡単に落とせません。そんなとき、クエン酸を使えば、カルシウムを溶かして浮き上がらせてくれます。

掃除の仕方は簡単。電気ポットを満タンにします。水250mlに対してクエン酸粉大さじ1杯の割合で入れて混ぜて沸騰させるだけです。沸騰させたらしばらく置いてから水を捨てます。クエン酸パワーで浮かんだ汚れをアクリルたわしでこすって、水で洗い流せばピカピカです。

クエン酸で畳を掃除

畳の汚れや黄ばみが気になるときにはクエン酸水で拭き取りましょう。また、梅雨など湿気がこもる時期になると、畳のカビが気になってきます。クエン酸には、除菌作用もあるので、カビ対策にもなります。

(1)バケツに水を用意します。だいたい2.5リットルの水に、クエン酸小さじ1杯を目安にして入れ、よく混ぜます。

②雑巾をバケツに作ったクエン酸水につけて、固くしぼります。

③畳の目に沿って拭きます。

④乾いた雑巾でカラ拭きして仕上げます。湿気はカビの原因になるので、しっかりカラ拭きして、窓を開けるか扇風機を回して、しばらく風通しを良くしておきましょう。

クエン酸でソファを掃除

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

ソファは、大きく分けて、布製、合成皮革、皮革の3種類があります。ソファが汚れてしまったとき、丸洗いできるものではないので、汚れた部分だけ掃除することになります。

<布ソファの掃除>
布のソファにこびりついた汚れは、繊維の中にしみこんでいることがほとんどです。とくに油汚れの場合には、石けんの力を借りましょう。石けんは、水分が多すぎると、ソファの中にしみこんでしまうので、できるだけ少なめの水で泡立てて、手早く掃除をします。

(1)全体にハタキをかけて、ホコリを落としましょう。

(2)泡立てた石けんをアクリルたわし、あるいは布などにとって、ポンポンと叩くように汚れを浮き立たせます。

(3)クエン酸水をスプレーした布で、やはり叩くようにして汚れを布に移します。汚れが残っているようなら(2)と(3)を繰り返します。

<合成皮革ソファの掃除>
合成皮革のソファに付いた汚れは、布のソファのように中に浸み込んだりする心配はありません。表面にとどまっている汚れですから、石けんで軽くこすり落とすことができます。泡立てた石けんを布にとって、こすり落とします。汚れが落ちたら、全体にクエン酸水をスプレーして、乾いた布で拭いて仕上げましょう。クエン酸水をスプレーすることで、合成皮革の肌触りが滑らかになり、消臭にもなります。

<皮革のソファ>
皮革のソファは、合成皮革と同じように、汚れが浸み込んでいかないので、表面の汚れを石けんなどで取り除きます。ただし、皮革の場合は動物性のため、アルカリ性よりは弱酸性の環境を好みます。アルカリ性の石けんで汚れを落とし、そのままにしておくと皮革が固くなってしまい、ひび割れの原因にもなってしまいます。

最後の仕上げに、クエン酸をスプレーして弱酸性の状態に戻してやります。そして専用のレザーオイル、あるいは椿オイルなどで、油分を補って皮革にツヤを出してやりましょう。

クエン酸でテーブルを掃除

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

食べこぼしが多いテーブルも、クエン酸と乾いた布さえあれば、すっきりときれいに。しかも除菌効果が得られます。食事をするところですから、清潔が一番です。テーブルを拭くときには、濡れた台フキンを使う人も多いのではないでしょうか。しかし、濡れた台フキンは、すぐに洗わないと雑菌のたまり場になってしまいます。その台フキンでテーブルを拭いては、テーブルに雑菌を広げるようなものです。

そこで、濡れた台フキンは使わずテーブル全体にクエン酸をスプレーしたら、乾いた台フキンでさっと拭き取るだけにしておきます。これでほとんどの汚れは取れます。汚れた台フキンは、洗濯しましょう。しっかり乾かした台フキンを使うことで、雑菌の繁殖を抑えることができます。

ただし、クエン酸が使えるテーブルの材質は、木、プラスティック、ガラスなどです。残念ながら、大理石をはじめとする石のテーブルには使うことができません。クエン酸は、カルシウムなどのミネラル成分を溶解する性質があります。

そのため、水アカをきれいに取ることができるのですが、石には、カルシウムや石灰分といった、ミネラル成分・アルカリ成分が多く含まれます。そのため、クエン酸を使うと、表面が溶けてザラザラになってしまうなど、傷めてしまうことがあります。

クエン酸で壁を掃除

クエン酸を使用する掃除の方法|掃除用/使い方・掃除できる場所

クエン酸は、壁の掃除にも効果があります。壁は、結露などによってカビが生えたり、飲み物や食べ物が飛んでしまったりすることもあります。壁は洗剤でゴシゴシ洗うと、壁紙がはがれてしまったり、変色してしまったりする危険性があります。

壁紙の種類も前もって調べておきましょう。通常のマンションなどの壁紙はナイロン製が多いので、洗剤を使ってもあまり問題は起こりませんが、紙の壁紙の場合には、スプレーをすることで、紙が水分を含んで波打ってしまうこともあります。

壁紙の掃除をするときには、まず材質を確かめてから問題がなければ、始めましょう。まず、汚れを取り除きます。この時ゴシゴシこすってしまうと、汚れが広がってしまいます。まず汚れを布で抑えるようにして取ります。水で濡らした布で軽く押し当てて、汚れをある程度まで拭き取ったら、クエン酸水をシミの上に垂らして、叩きながらシミを布に移していきます。

油汚れの場合には、重曹や石けんを使って汚れを浮き立たせて布に移し、さらにクエン酸でポンポンと叩くようにしてなじませながら、漂白していきます。壁だけでなく、洋服に付いたシミも同様にシミ抜きすることができます。シミは付いたらできるだけ早く対処すればするほどきれいに落とすことができます。

壁紙のカビ掃除もクエン酸が効果的です。カビは、無理にこすると、さらに部屋の中に胞子をまき散らしてしまいます。クエン酸水をスプレーした布を、そっと押し当ててカビを取り除いて掃除をしましょう。

壁がビニール製ならクエン酸を壁全体にスプレーして、乾いた布で拭き取りましょう。こうすることで、クエン酸の除菌効果によって、カビの発生を抑えることができます。カビは、湿度と温度によって発生するので、普段から通気、換気をこまめの行うようにしましょう。

守備範囲が広いクエン酸を使った掃除

掃除の基本として、酸性の汚れはアルカリ性のクリーナー、アルカリ性の汚れには、酸性のクリーナー。つまり中和させて汚れを落とします。クエン酸は酸性ですから、アルカリ性の汚れであれば、ほとんど通用します。さらに、クエン酸は除菌・消臭効果もあるので、キッチン、バス、トイレといった水回りには欠かせません。

また、一般的な化学洗剤よりも、圧倒的に値段が安いのも主婦として魅力的です。そして、なによりもクエン酸は食品にも使われていますから、人の体にも環境にも優しいので、小さい子供、ペットがいる家庭では、クエン酸を中心にした掃除が安心です。

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