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2019年10月19日

革靴に生えたカビの落とし方と革靴のカビを予防する方法

革靴にカビを発見してがっかりしたことはありませんか。カビはホコリや汚れと違ってキレイにするのが難しいし、クリーニングすることで逆に革靴を傷つけてしまうのではと心配です。革靴のカビをキレイに除去する方法と、自宅で革靴のカビを予防する方法をご紹介していきます。

革靴に生えたカビの落とし方と革靴のカビを予防する方法

カビが生えてしまった革靴もまだ間に合う

革靴を長く放置していたため、気づいた時にはカビが生えていてショックを受けたことってありませんか。カビは簡単には落ちませんし、そのままにしておくとカビ菌が繁殖してさらに他の革靴もカビが生えてしまう可能性があります。

カビの原因や種類をしっかりチェックした上で、自宅でもできる革靴のクリーニング方法と革靴を長く美しく保つためのカビ予防方法をご紹介します。カビの種類によっては自宅でのクリーニング方法では落ちづらい場合もあります。そのような場合は、長く愛用するためにも靴の修理やクリーニング専門店に持って行き、しっかりとケアしてもらいましょう。

革靴のカビを落とす時の注意点

革靴に生えたカビの落とし方と革靴のカビを予防する方法

革靴はとても繊細な作りです。落とすことができるカビでも、一つ方法を間違ってしまうとせっかくの革靴を台無しにしかねません。革靴に合ったクリーニング剤を使用しましょう。

特に気をつけたいのは水分です。カビは湿気が大好きです。革靴のカビも例外なく、湿気が多い場所に発生します。焦らず正しい方法でキレイにカビを取り除いていきましょう。

革靴のクリーニングで気をつけておきたいカビの種類

カビにはいろいろな種類がありますが、特に革靴のカビの発生で気をつけておきたいのが白色や緑白色のカビです。革靴に発生する確率が多いのがこの2種類となります。とはいえ、この2種類のカビは比較的落とすのが楽な方で、しっかりとしたクリーニング方法を用いれば自宅で落とすことができます。

注意したいのが赤色や黒色のカビです。この2種類のカビが発生している場合、靴の内部までカビが浸透している可能性が高いため、綺麗にしても跡が残ってしまう恐れがあります。この2種類のカビが確認できた場合は靴の修理やクリーニング専門店で見てもらうことをおすすめします。 

カビの種類を色で判断することで、カビをしっかりと落とすことができます。革靴を綺麗にする前に靴の全体を目で見て、どういったカビが生えているのかチェックするようにしましょう。

革靴のカビの正しい取り方ってどうやるの? カビを落とすコツ

では早速、自宅で革靴のカビを退治する方法と、それに必要なクリーニンググッズをご紹介していきます。

まずはしっかりと汚れを落とす

革靴にカビが発生する場合、長い間放置されていたということになります。カビだけではなく、ゴミやホコリが付着しているのでカビを取る前にしっかりとタオルや布で乾拭きしましょう。

特に革靴の底は重点的に乾拭きが必要です。固まってしまった泥や小石などで汚れている可能性があります。また、しつこい汚れを発見したからといって、強くこすりすぎては革靴を傷めてしまうので、優しく拭くようにしてください。

エタノールで革靴をしっかり拭く

お掃除の味方といえばエタノール。エタノール(エチルアルコール)はお酒の成分で作られているため、頑固な油汚れはもちろん、カビを退治する効果があります。

ただし、エタノールを直接スプレーで吹きかけたり、ドボドボとかけてしまっては革靴自体を傷つけてしまいます。エタノールを使う際には、コットンやティッシュ、タオルや布などに数滴垂らしてから優しく撫でるようにカビの発生している箇所を拭いてください。 

エタノールにはカビや汚れを取る効果意外にも消臭効果があります。エタノールの染みた布で靴の内側を軽く拭いておくと、清潔な靴をキープできます。

革靴のカビ退治には重曹が役立つ

重曹と聞くと水場のお掃除などに使う掃除道具のイメージが強いのではないでしょうか。確かに重曹は水垢をキレイに落としてくれます。しかし、重曹の凄さはそれだけではありません。

重曹(炭酸水素ナトリウム)にはたんぱく質などカビの大好物を分解する効果があります。海外では重曹を歯のホワイトニングに使用する人も多く、ホワイトニング効果や消臭効果も期待できるクリーニングの強い味方です。 

重曹を革靴のカビ取りに使う場合、布二枚とお湯、使わなくなった柔らかめな歯ブラシを用意しましょう。まず一枚目の布をお湯に浸し重曹をかけます。その布でカビの部分を綺麗に拭き取ってください。

それでも落ちない頑固なカビの場合、歯ブラシをお湯につけて重曹を軽くふりかけ、カビの部分を歯ブラシで優しく叩いてください。カビがキレイに落ちたら、もう一枚の乾いたタオルで水分を拭き取りましょう。

カビ取り専用のクリーナーを使ってみよう

どうしてもエタノールや重曹で自宅でクリーニングをするのは不安だという方は、カビ取りに効く革靴用のクリーナーを使ってみましょう。 

クリーナーも重曹やエタノール同様に直接革靴にかけてはいけません。乾いた布やタオルに染み込ませてからカビを拭き取ってください。一度ではどうしても取れないような頑固なカビは、2〜3日置いてからもう一度クリーナーで拭くとキレイに取ることができます。

カビに気づいてしまったらすぐにキレイにしたいと焦ってしまうかもしれませんが、革靴の色や素材をそのままにキープするためにも、時間をかけてキレイにしていきましょう。

カビの発生した革靴の水洗いって可能?

結論から申し上げますと水洗いは可能です。しかし、水洗いをする前に気をつけていただきたいことがあります。 カビの発生した革靴が型崩れするタイプの靴かどうかです。革靴の種類によっては、柔らかく柔軟性のある革のタイプとしっちりと形をキープしたままの革の2種類があります。柔らかい革靴の場合、水洗いで型崩れしてしまう恐れがあるので水洗いは避けましょう。硬い革素材の場合は水洗いができます。 

革靴を水洗いするには2つの方法があります。バケツに水を溜めて手洗いする方法と洗濯機に入れて洗う方法です。今では革靴を洗う便利機能のついた洗濯機もあるため、泥をとった革靴をメッシュなどに入れて洗濯機で洗うこともできます。

しかし、洗濯機では靴の状態を始終確認することが難しいので、水洗いをする際はバケツに水を溜めてキレイにする方がおすすめです。水洗いをした後は革靴をしっかり乾燥させましょう。

革靴の水洗いに使える洗剤とは?

革靴を水洗いをする際には皮革専用の洗剤、もしくは革靴専用の洗剤を使用することをおすすめします。頑固なカビや汚れも専用の洗剤で水洗いすることで落とすことができます。

洗剤で水洗いする場合は靴用のブラシがあると便利です。ブラシに水と専用洗剤をつけ、靴の内側と外側を両方ブラッシングしましょう。万遍なくブラシで水洗いしたのち、洗剤を水で洗い流します。全体の洗剤を取り除いたら、乾いたタオルや布で乾拭きしましょう。

カビは湿気や水分が大好きです。せっかく洗剤で水洗いしてキレイになった革靴も、乾燥させることを怠るとカビがまた発生してしまいます。最後の乾拭きはしっかりと行い、乾拭きした後は干して乾燥させてください。

革靴専用のスプレー洗剤でキレイな靴をキープ

革製品専用のスプレークリーナーも革靴のカビを退治するのに役立ちます。スプレータイプの物は靴に直接噴射することができるので、カビの発生している箇所にピンポイントで液体をかけることができます。スプレータイプの革製品専用クリーナーであれば除菌や消臭効果があるので、革靴の臭い対策にも大変便利です。

どうしても落ちないカビはクリーニングに頼もう

ここまで、様々な自宅での革靴ケアの方法をご紹介してきましたが、どの方法でもカビを取ることができなかった、もしくは、すでに赤カビや黒カビで靴の内部までカビが発生してしまっていたという方はプロにクリーニングを頼みましょう。

革靴のカビクリーニング料金は2000円〜6000円ほどです。まずは近くの靴専門店、もしくはクリーニング専門店に靴を持参して、料金がどれくらいになるか見積もりをとってもらうことをおすすめします。 

近くにクリーニングや靴の専門店がないという方は、郵送でクリーニングサービスを受けることができるお店をチェックしてみましょう。インターネットで簡単に注文できるクリーニングサービスはいろいろあるので、忙しい方や自分でのクリーニングはどうしても苦手という方にもおすすめです。

絶対NGな革靴のカビの取り方

それでは逆に、革靴のカビを除去する上で絶対にやってはいけない方法や使わない方がいい除菌剤をご紹介いたします。

ファブリーズはカビに効果なし

除菌といえばファブリーズでスプレーするのが一般的になりつつありますが、ファブリーズはあくまで布製品の除菌スプレーです。衣類やベット、カーテン、布製のスニーカーなどには効果的ですが、革靴の除菌やカビ取りには向いていません。

革靴にとって水分や湿気は大敵です。逆にファブリーズの水分を革靴に吹き掛けたままにしてしまうと、却ってカビを繁殖してしまう危険性があるので、革靴にファブリーズは使用しないようにしましょう。

天日干しは靴を劣化してしまう

カビの駆除方法でもっとも古典的なのがお天道様の力を借りる天日干しです。しかし、革製品は紫外線にとても弱いので日差しの力で逆に劣化してしまいます。外で革靴を乾燥させる際には、傘を使って靴の置き場所に影を作ってあげたり、時間に関係なく日陰の場所を選んで干すようにしましょう。 

また、外で干す際には風通しの良い場所を選んで干すようにしましょう。日陰で風通しの良い場所で乾燥させることで、カビの大好きな湿気やたんぱく質を排除することができます。

ハイターを使った革靴のクリーニングはNG

ハイターにも様々な種類がありますが、革靴のお手入れにはハイターは使わないようにしましょう。ハイターは強力な液体です。もしハイターが靴のインソールなどに付着したまま履いてしまった場合、足裏の皮膚を痛めてしまいます。

ハイターを使ってしまうと革靴本来の色味も変色してしまいます。除菌や消臭効果もあるハイターですが、革靴のお手入れには使わないようにしましょう。

カビキラーで革靴をキレイにすることはできる?

言わずと知れたカビキラー。カビ掃除には絶対カビキラーを使うという方も多いのではないでしょうか。しかし、革靴のカビ除去の場合はカビキラーは使ってはいけません。カビだけではなく、革そのものの色にダメージを与えてしまうからです。重曹や革靴専用クリーナーなどを使い、カビキラーでの革靴のクリーニングは避けましょう。

革靴のカビ予防法と保管する際に気をつけること

カビの取り方を把握した上で知っておきたいのが、革靴にこれ以上カビが発生しないようにする予防方法です。靴のカビでこれ以上悩まないためにも、どのように革靴を保管すべきなのか、その方法をご紹介します。

泥や汚れはその日のうちに落とす

これは革靴に限らずどんな靴にも共通して言えることですが、飛び散って付着した汚れはできるだけその日のうちに落とすようにしましょう。

帰宅した際、靴の泥をブラシや布でササっと拭き取ってあげるだけで一気に靴のキレイな状態をキープすることができます。外で歩いた際には、泥の他にも湿気や汚れを含んだゴミや土を知らないうちに踏んでしまっている可能性があります。

最初は少し面倒だなと感じるかもしれませんが、日々の習慣にしてしまえば逆にやらない方が気持ち悪いと感じるようになります。1日外出して頑張った自分を労わるように、履いていた靴も今日1日歩いてくれてありがとうという気持ちでその日の汚れを拭き取ってあげましょう。

下駄箱の換気はこまめに

カビが革靴に発生するのは湿気とホコリが最も強い原因です。下駄箱には革靴以外の靴も収納されています。例えば、ランニングに使用したスニーカーを革靴の隣に収納しておいた場合、ランニングの際にスニーカーに吸収された汗の水分によって湿気が発生し、下駄箱全体が湿っぽくなってしまいます。

このような、他の靴からの湿気対策もかねて靴置き場の換気はこまめに行ってください。できれば毎日一回は換気したいところですが、それは難しいという方は一週間に2~3回を目安に換気するようにしましょう。

シューキーパーを使おう

革靴は長く履くことで自分の足の形に馴染み、より履きやすくなるのが魅力ですが、歩き方に悪い癖がある人にとっては、その癖をさらに強めてしまう原因になります。履き続けることで適度な履きやすさを作りつつ、原型をキープし型崩れを防ぐにはシューズキーパーをおすすめします。 

革靴の形を保つ意外にも、匂いや湿気を取り除いてくれるのがシューズキーパーの魅力です。除湿効果があるということは、カビの発生を防いでくれるアイテムです。シューズキーパーにも色々なタイプがあります。プラスチックでできたシューズキーパーでは型崩れを防ぐことはできても、消臭、除湿効果は期待できないので、木製の物、もしくは炭成分が入ったシューキーパーを使ってください。

靴にも休息を与えてあげる

下駄箱をチェックしてみることで、実際に自分がよく履く靴、たまにしか履かない靴、ほとんど履かない靴と使用頻度が靴によって様々なことに気づきます。適度に履いて適度に休めることで愛用している靴が一生モノになります。

革靴を長持ちさせるのに大切なのは靴にも休息を与えてあげることです。ヘビーローテションするほどお気に入りの靴でも、汗による湿気は避けるために、2日に1回のペースで履くように心がけましょう。

また、カビの生えてしまった革靴は、長い間履かずに下駄箱の隅に放置されていたのが原因の場合があります。カビを取り除いてキレイにした後は、日々のワードローブに追加してあげましょう。意識して履く頻度を増やすことによって、自然とカビ予防の効果につながります。

四季折々で靴の収納方法を変える

カビは湿度が70%以上で温度が20度以上になると生えやすいため、カビがもっとも活発に活動し始める時期が6月〜9月の梅雨から夏に入るシーズンです。この時期は特に意識して下駄箱の換気をするようにしましょう。

それでも心配な場合、新聞紙を下駄箱に敷き、革靴の中にシューキーパー、もしくは丸めた新聞紙を入れておくとことで湿気を吸収してくれます。湿気や匂いを吸収する炭も革靴をカビから守ってくれるので、下駄箱に炭を置いておくことをおすすめします。 

何より梅雨入りしてから気をつけて欲しいのが、帰宅時に靴を拭くことです。雨で濡れた道を歩いた靴はカビにとってとても居心地の良い場所です。6月〜9月は特に念入りに革靴を拭き、余分な水分が靴についていないように注意してください。

天候によっては靴置き場を移動しよう

靴は下駄箱に置くのが当然と考えがちですが、下駄箱はあくまで靴を収納するスペースです。一年中同じ位置に配置されている下駄箱や靴箱は、季節や気候によって湿気がもっとも溜まるスペースの可能性があります。湿気の多い時期や雨の日が続いた場合、家の中でもっとも乾燥している場所に革靴を移動してあげましょう。 

もちろん、家の中で一番乾燥しているのが下駄箱や靴箱だという方は移動する必要はありません。適度に靴置き場を換気して湿度のない空間作りを心がけてください。

革靴のコレクションが多いため部屋に靴を置くスペースがない場合、シューズラックを使うことでスペースを無駄なく使うことがきます。シューズラックごと靴を動かすることができるので、下駄箱から部屋への移動もスムーズに行うことができます。自分の所持している革靴の数に合わせて、靴を移動するためのシューズラックを利用してみましょう。

革靴にカビが生えても諦めないで!

カビが生えていてもキレイにすることはできますし、カビを防ぐことも可能です。大切な靴に知らない間にポツポツとカビができていたらすごくショックが、諦めないでください。まずは自分の革靴の状態をチェックして、自分に一番あったクリーニング方法でカビを取り除いてみましょう。 

革靴は決して安い靴ではありませんが、一度足に馴染むと本当に履き心地の良い一足となりまます。ビジネスの場やフォーマルの場にも欠かせないおしゃれアイテムの一つです。正しくケアして長く履いてあげることて、自分の足にフィットするようになります。カビができても諦めず、正しいクリーニングケアをしてあげましょう。

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