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ラベンダーの育て方|種まき/育て方/室内での栽培のコツ

更新日:2020年02月15日

ラベンダーは種まきから始めると、花を咲かせるまで約2年ほどの年月を要します。少し面倒に思うことがあるかもしれませんが、苗から育てたものよりも開花させた時の喜びはずっと大きいでしょう。また、育て方から室内での栽培のコツまでご紹介していきます。

ラベンダーの育て方|種まき/育て方/室内での栽培のコツ

ラベンダーの品種の多くは、プランターや植木鉢などに入れて庭などで育てることが一般的ですが、アパートやベランダがない人でも育てることは出来ます。

例えば「アングスティフォリア系」などのラベンダーは、高温多湿に弱いため育てるは難しいですが「ストエカス系」などは、高温にも強く室内で育てれるでしょう。また「レースラベンダー」などは、寒さに弱いのでその時だけ室内で育てるといったことも出来ます。

発芽から開花まで

ラベンダーは種まきから始めた場合、ラベンダーの花が開花するまで約2年近く掛かります。その間に蕾もついてきますが、その蕾は摘み取るようにしましょう。

ラベンダーに限ったことではなく、花が開花するときには大量のエネルギーを使います。開花し終わった後に肥料を与えるのは、他の苗が枯れないようにするためです。

幼苗が蕾をつけてしまうと、疲れが回復できずに枯れてしまうからです。

ラベンダーを育てる時期

ラベンダーを育てる時期をご存知でしょうか。ラベンダーは四季咲き性ではあるものの「プテロストエカス系」などは、冬場に非常に弱いためすぐに枯れてしまいます。同様に「アングスティフォリア系」などは、夏場に弱い性質を持っています。

ですので、系統によって育てる時期を変える必要があります。それでは、種まきの時期はいつ頃が良いのかを説明していきます。

ラベンダーの種まきは年に2回

ラベンダーの種まきの時期は3月~4月(春)と9月~10月(秋)の年2回のタイミングがあります。ラベンダーを種まきから育てる場合は、種をまく前に低温処理をほどすことで発芽しやすくなります。

低温処理とは、実際の寒さに近い冬の擬似体験をさせるための処理のことをいいます。ラベンダーもその処理が必要で、寒さを経験させないと花芽の発育が悪くなったり、花芽を持たなかったりします。

ラベンダーの栽培の準備

ラベンダーを栽培するにあたり必要な準備があります。まずはまき床(プランターや植木鉢など)が必要になってきます。このまき床がないと、種及びラベンダーの苗を植えることが出来ません。

次に土と肥料が必要です。ラベンダーはただ土に植えて水をあげれば育つわけではなく、肥料という栄養を与えなければ成長しません。また、発芽促進剤があると便利です。

それでは、詳しく説明していきます。

  1. まき床(プランターや鉢な)
  2. 種まき用の土
  3. 肥料
  4. 発芽促進剤

ラベンダーの栽培準備1:まき床

ラベンダーを栽培するにあたりまず必要になってくるものが、まき床(プランターや鉢など)です。専用のセルトレーもありますが、基本的にはラベンダーが発芽しラベンダーの葉が生えてくるまでは、底に穴が開いているプラスティックの容器があれば何でも大丈夫です。

おすすめは卵のケースや紙コップなどで、底に小さい穴をけて代用しても良いでしょう。

ラベンダーの栽培準備2:種まき用の土

ラベンダーを育てるには、種まき用の用土が必要になってきます。用土を選ぶ際に注意したいのは用土に肥料がはいっていない物を選ぶことです。発芽して葉が生えプランターや植木鉢などに移し替えるまでは肥料は必要ありません。

発芽するまでは栄養は必要なく、水と日光を与えるだけで大丈夫です。ですので肥料が入っていない用土を選びましょう。

ラベンダーの栽培準備3:発芽促進剤

次のページ:ラベンダーの育て方1:栽培環境

初回公開日:2017年09月18日

記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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