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メガネのハンドソープ・中性洗剤での洗い方|クロス/レンズ

更新日:2020年08月28日

顔の一部と表現することがあるメガネ。メガネは洗い方一つで寿命が延びも縮みもする装身具であり、簡単に傷付くものでもあります。そんなメガネの正しい洗い方を基本からフレーム、レンズ、レンズはコーティングを剥がさない方法やメガネクロスの洗い方も紹介しています。

メガネのハンドソープ・中性洗剤での洗い方|クロス/レンズ

メガネのハンドソープでの洗い方

伊達メガネであれ、メガネはつけているだけで自然と汚れていくものです。特にレンズはすぐに汚れます。そのため、最近ではメガネを洗うための専用のハンドソープというものが販売されるようになりました。

メガネなんて適当に洗っておけばいいと思う人も多いですが、洗い方一つでメガネの寿命は変わっていきます。常に身につけたり、お洒落をするために身につけるものですので、正しい洗い方を覚えて綺麗に長くメガネを利用していきましょう。

メガネの汚れと間違った洗い方

メガネに付着する汚れの多くは、埃や花粉などの空中を舞う微粒子や汗、顔の脂、そして手の脂もあります。女性ならば化粧が付着することも多いでしょう。そういった汚れは酸性に分類されます。

そのためアルカリ性の洗剤、ハンドソープなどを使えば汚れを洗い落とすことができますが、その洗い方は正しくありません。理由はメガネのレンズにあります。大抵のレンズにはさまざまなコーティングがされており、中性洗剤以外の洗剤はそのコーティングを剥がしてしまいます。

メガネの基本的な洗い方

メガネ専用のハンドソープを使ったとしても、覚えておくべきメガネの洗い方の基本が存在します。レンズであれ、フレームであれ、力を込めて洗ってはいけません。レンズはコーティングを剥がしてしまう要因になりますし、フレームは歪みの原因になります。

水気はすぐに拭き取りましょう。硬い布やティッシュで拭くというのも痛みの原因になりますが、自然乾燥させるというのも劣化の原因になります。

お湯の方が綺麗になると考えてしまいますが、最低でもぬるま湯、基本的には水で洗ってください。お湯はレンズのコーティングを剥がす原因になります。

メガネの洗剤での洗い方

メガネ専用のハンドソープ以外でも洗い方を間違えなければ、メガネは洗うことができます。もちろん洗剤を使った一番良い方法は専用の、とくに100円均一などの安いものではないものを利用する洗い方です。

中性洗剤

台所の食器用洗剤が中性洗剤であることが多いですが、実際に洗う前には確認してから使用してください。一番にメガネ全体を水でよく流し、軽く手で泡立てて泡を作り、強くこすったりせずにできるだけ優しく泡で洗うようにしましょう。そして、泡で十分に洗えたら、よく水で流してください。

また、洗い終えたメガネの水を拭き取るときは、必ず柔らかい布で抑えるように拭き取り、レンズの水は一番に拭き取っておきましょう。特にヒンジと呼ばれるフレームの折りたためる部分は洗い残しや拭き残しが多く、錆の原因になるので気を付けてください。

メガネの水での洗い方と拭き方

メガネの洗い方は難しく考えなくても、水だけでも日常的な汚れは落とすことができます。とくにガードコーティングなどをしているレンズならば、流水で全体を濡らし指で全体的に撫でるように洗うだけで綺麗になります。

拭き取るときはタオル地のなどのものだと再び繊維がついたり、レンズに傷をつくる原因になるので、キッチンペーパーなどで拭き取るのが最適といわれています。ただ、キッチンペーパーであっても、擦らないように注意をしてください。

メガネのレンズの洗い方

メガネは日常的にかけている人にとっては顔の一部となっているので、雑に扱うことが多くなりがちです。せっかく顔を綺麗にしてもメガネが汚れていては台無しです。特にレンズの汚れは目立ちます。しかも、正しい洗い方をしないとより汚れを酷くする可能性があります。

コーティング

近年ではメガネのレンズにコーティング施すことが多いです。UVコーティングやブルーライトカットコーティングに加えて、レンズを丈夫にするハードコーティングやレンズに汚れが付着しづらくなるような、ガードコーティングと呼ばれるものもあります。

コーティングのほとんどはオプションで選択できるものですが、あくまでもコーティングなので、長年使っていると劣化してはがれてしまいますし、洗い方が原因ではがれることが一番多くみられます。ですので、レンズの洗い方は特に気を付けることが必要です。

洗い方や拭き方で、コーティングの寿命はかなり変わってきますが、メガネの買い替え時がわからないという人は、このレンズのコーティングの劣化具合を一つの目安にすることができます。

メガネのフレームの洗い方

レンズの洗い方には特に注意すべき点が多いですが、フレームの洗い方の注意点は簡単で、力をこめないことです。力をこめると歪みの原因となるため、メガネの寿命を縮めてしまいます。

ただ、近年ではフレームの素材の種類も増えているため、木製のフレームなどの場合は、洗剤だけではなく、乾かし方もしっかりしなくてはなりません。基本的なフレームならプラスチックや樹脂などが多いため、レンズを傷付けない洗剤なら自由に使用することができます。

そして、金属が使用されている部分の拭き残しだけはよく注意するようにしましょう。錆びやすい素材のものは特に洗い方というより、拭き方に注意が必要です。

花粉症対策メガネの洗い方

花粉症対策メガネと呼ばれる、横の部分やレンズの上部にもフレームがある、ゴーグルのようなメガネが発売されています。形状などが特殊なために洗い方も特殊だと感じる人もいますが、基本的な洗い方をしていれば、大きな注意点があるメガネではありません。

注意点としてはゴーグルのようになっているために、拭きづらい部分が多く、拭き残しをしてしまうことや、基本的にガードコーティングがされていることが多く、安易に洗剤で洗ってしまうと、そのコーティングが剥げてしまうことがあります。

また日常で使用する中でマスクと同時に使用して、メガネが曇ることが多くありますが、長い間湿気をためておくと、それはレンズのコーティングを痛める原因となるので、小まめにメガネクロスで拭き取るように気を付けましょう。

メガネクロスの洗い方

メガネの洗い方も注意する点がたくさんありましたが、メガネを一番手軽に綺麗にできるメガネクロスの洗い方にも注意すべき点があります。

メガネクロスは普通の布よりも繊維が細かく、メガネのレンズを傷付けないように作られています。そのため、洗濯する場合は洗濯機で洗ってもかまいませんが、必ずネットに入れて洗濯するようにしましょう。

洗い方でも洗濯機でメガネクロスを洗う場合、漂白剤や柔軟剤はメガネクロスの繊維を傷付ける可能性があるので気を付けましょう。また手洗いする場合は、熱湯で洗わないようにしましょう。

アイロン

メガネクロスはハンカチに近いものと認識している人が多いため、綺麗にアイロンをあてるという人もいますが、アイロンは逆にメガネクロスの繊維を焼いて痛めてしまいます。正しい洗い方をしていても、アイロンをあててしまうだけで、メガネクロスを痛めることになってしまうので、よく気を付けましょう。

正しい洗い方でいつでも綺麗なメガネに

大抵のメガネ店では、無料で超音波洗浄機を使ってメガネを洗ってくれます。また個人でも超音波洗浄機は購入することが可能なため、とくに汚れが気になるという人はそうした機会を購入するのも洗い方の一つです。

メガネクロスを持ち歩くのを忘れがちという人には、使い捨てのメガネクリーナーが販売されていたり、液体のメガネクリーナーもあります。

鼻のパットの汚れがどうしても気になるという人は、レンズなどに気を付けて、いらない歯ブラシなどで、こするという方法があります。ただし、お店によっては無料で交換してくれるので、小まめにメガネ店へ行くというのが一番良い方法です。

メガネは顔の一部という表現をするほど、なくてはならない人にとっては大切なものです。正しい洗い方で、いつでもメガネを清潔に保つことを心がけましょう。

初回公開日:2017年11月21日

記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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