一人暮らしのテレビの一般的なサイズ・テレビなしの人も多い?
更新日:2020年08月28日
一人暮らしで「テレビなし」も選択肢のひとつ?
皆さんはどのくらいの頻度でテレビをご覧になりますか?
最近は「若者のテレビ離れ」が騒がれているようですが、実際に「ベルメゾン生活スタイル研究所ウーマンスマイルアンケート」が2016年8月に実施したアンケートによると、6割以上が「最近テレビを見る時間が減った」と回答しているようです。
年代別で見ると30代が67.6%(「あてはまる」33.6%、「わりとあてはまる」34.0%の合計)と高く、次いで20代の64.0%(「あてはまる」33.6%、「わりとあてはまる」34.0%の合計)が続くなど、実際に若い年代のテレビ離れが進んでいると言えそうです。
全体の8割以上が「テレビを見ることがすき」と回答するなど、テレビの視聴自体から遠ざかっているのではないようですが、パソコンや、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスの多機能化の進む中、専用のアプリやソフトを通じて、テレビ以外のデバイスからテレビ番組を視聴できるようになったことから、自宅にテレビを置かない、という選択をする人も近年増えてきているようです。
意外に多い…?一人暮らしでも「テレビ不要」派
では実際には、どのくらいの若者が一人暮らしでもテレビのない生活をしているのでしょうか?
大学生向けの情報サイトである「マイナビ学生の窓口」が2015年に読者698人(平均29.8歳)にとったアンケートによると、約4割が「テレビは必要ない」と回答したほか、東京工科大学が2016年に行った、新入生1,695名を対象に実施したアンケート調査の結果では、一人暮らしでテレビを持っていない学生が全体の約3割となりました。東京工科大学では2014年から3年連続で同調査をおこなっており、2016年は2014年に比べ、テレビを持っていない一人暮らしの生徒は2%ほど増加しています。
一人暮らしにテレビは必要?
では本当に、一人暮らしにテレビは必要ないのでしょうか。
生活習慣や趣味などによっても、その利用時間や用途が変化するテレビですが、テレビをもっていないと困ることはないのかは、なかなか興味深いポイントですよね。
新しく一人暮らしを予定している人であれば、テレビのない生活をしばらくしてみて必要性を感じたところで購入をする、ということもできますが、家電量販店ではまとめて家電を買う事で受けられる割引が用意されているなど、できれば準備や購入は一度に済ませてしまいたいもの。
テレビも持つことと、持たないこと、それぞれのメリットをチェックし、自分にあった選択をしてみましょう。
テレビを【置く】メリット
●ニュースなどに限らず、生活情報や流行など、受動的に幅広い情報を得ることができる
●災害時、緊急時などに、オンタイムで情報収集がしやすい
●番組の録画やその管理などがスムーズに行える
●画素数や画面サイズのクオリティがスマートフォンやパソコンより高い
テレビを付けていれば、災害時や緊急時などに画面に速報が入るため、重要なニュースを見逃すことはなく、オンタイムでの情報収集が簡単であることが一番のメリットといえるでしょう。また、ソフトやアプリを立ち上げないと番組の視聴ができないその他のデバイスに比べて、視聴、録画などの操作が簡単だという点があげられます。現在テレビ番組を頻繁に視聴、録画しているのであれば、パソコンなどで代用するのは手間かもしれません。
テレビを【置かない】メリット
●テレビ本体やテレビ台分のスペースを空けられる
●情報収集、番組の閲覧はパソコンやスマートフォントで代用が可能
●インターネットでニュースや情報を確認した方が、情報量が多いことが多い
●目的のない視聴時間が減り、作業の効率が上がる
聴覚だけで楽しめる音楽やラジオと違い、視覚・聴覚ともに引き付けられるテレビは、視聴をしながらの「ながら作業」では集中が途切れがちになりますが、テレビを置かないことによって、この「ながら作業」がなくなることから、作業の効率化を図れるなどの利点が挙げられます。
また、テレビを置かない事でその分のスペースに余裕ができ、近年注目を集めているミニマリスト化を図ることも可能です。
しかし、災害時や緊急時の情報収集の点を考えると、テレビを置かないという場合でも、パソコンやスマートフォンなどからインターネットやラジオへ接続ができるような環境を整えておく必要があります。
テレビ以外で番組、ドラマ、映画を閲覧できるサービス
近年では、インターネット経由で閲覧できる番組や、映像ストリーミングサービスが爆発的に増えており、テレビ以外のパソコンやスマートフォンなどから、映画やドラマを視聴している人も多いと思います。
一人暮らし世帯では、録画忘れの心配などがなく、オンデマンドで閲覧できるこのようなサービスはとても便利です。データをダウンロードして、オフラインでも閲覧できるサービスを行っているサイトなどもあり、通勤、通学の間に視聴をしている人も多いのではないでしょうか。
テレビがなくても、インターネット経由で、テレビ以外のデバイスから楽しむことができる映像配信サービスをご紹介します。
初回公開日:2017年04月13日
記載されている内容は2017年04月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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