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2019年03月19日

土鍋の焦げの落とし方とおすすめのもの|アルミ/クエン酸/酢

寒い季節になると食べたくなるのが調理も簡単で美味しくい鍋料理ですね。冬に大活躍する土鍋ですが、うっかり焦げつかしてしまうことも。クエン酸や酢を使った土鍋の焦げの落とし方や、焦げを防止するための目止めの方法、土鍋のお手入れの仕方をご紹介します。

土鍋の焦げの落とし方とおすすめのもの|アルミ/クエン酸/酢

土鍋の焦げの落とし方をご紹介

土鍋の焦げの落とし方とおすすめのもの|アルミ/クエン酸/酢

冬に食べたい料理といえば鍋です。肉や魚、野菜をバランス良く摂ることができて、しかも調理は簡単、そして美味しい。最近では、土鍋でご飯を炊く「土鍋炊飯」も流行しています。土鍋で炊いたご飯はほっこり甘くてとても美味しいと評判です。

でも、うっかり火にかけ過ぎて土鍋を焦がしてしまうことも。特に鍋料理の〆に作る雑炊は焦げやすいので要注意です。土鍋についた焦げを落とすのは大変そうですが、実は簡単な焦げの落とし方があります。

アルミホイルやお酢や重曹など、家庭にある身近な物を使った土鍋の焦げの落とし方をご紹介します。

土鍋が焦げる原因は?

家族や友達と囲む鍋は格別ですが、焦げた鍋をきれいにする手間暇は結構大変です。焦げた土鍋は見た目的にも良くないし機能的にも落ちてしまいます。土鍋が焦げる原因はなんなのか、焦がさないようにするにどうしたらいいのかをご紹介します。

土鍋の外側が焦げる原因は火加減!

土鍋の外側は直接火に当たるので焦げつきやすくなっています。土鍋の焦げる原因は、火加減が強過ぎたり、火にかける時間が長すぎることです。また、吹きこぼれも土鍋の焦げの原因となります。

土鍋はとても保温性が高い鍋です。一度沸騰したら弱火から中火にして、強火にし過ぎないようにしましょう。

土鍋の外側は焦げやすいですが、クレンザーを使ったり金だわしでゴシゴシ擦る焦げの落とし方はお勧めしません。土でできた土鍋が傷ついてしまいます。これからご紹介する土鍋の焦げの落とし方を参考にしてください。

土鍋の内側が焦げる原因は具の入れ過ぎ!

土鍋の内側が焦げるのは、土鍋の外側が焦げるのと同じで火加減や火にかける時間が原因です。強火でご飯を炊いてお焦げができたり、鍋を長時間火にかけ過ぎて煮詰まってしまい焦げついたり。

そしてもう一つ、具の入れ過ぎも土鍋の焦げの原因となります。土鍋に入れる具が多いと、鍋底に直に具が当たって焦げてしまいます。

土鍋の内側の焦げの落とし方はぬるま湯を入れるだけ!

土鍋の内側の焦げも外側の焦げと同様、クレンザーや金だわしでゴシゴシ擦ってはいけません。土鍋に傷がついてしまいます。無理に擦ることはやってはいけない焦げの落とし方です。

軽い焦げの場合、まずは土鍋にぬるま湯を入れて、一晩待ちましょう。焦げが浮き上がって落としやすくなります。そこで、柔らかなスポンジやふきんで擦って焦げを落とします。そのままコトコト弱火で煮ても、焦げを落とすことができます。

それでも落ちない場合は、以下の重曹やお酢を使った焦げの落とし方を試してみてください。

土鍋の焦げの落とし方におすすめのものとは?

土鍋の焦げが軽い場合は一晩ぬるま湯につけておけばOKですが、焦げがひどい場合はそうもいきません。そこで、家庭にあるものを使った土鍋の焦げの落とし方をご紹介します。

土鍋の焦げの落とし方におすすめなのが「重曹」「酢」「クエン酸」です。

お酢は料理をするご家庭なら大抵のお台所にあると思われます。重曹やクエン酸はお持ちでないご家庭もあるでしょうが、最近ではこれらを使ったエコ掃除が流行したこともあって、100円ショップでも手に入るようになりました。ドラッグストアでも売られています。

では、これらのものを使った焦げの落とし方をご紹介します。

重曹を使った土鍋の焦げの落とし方

重曹とは「重炭酸ソーダ」を略したもので、炭酸水素ナトリウムの白色の粉末です。「ふくらし粉」として料理に使われたり、胃薬に使われてきました。最近ではクエン酸やセスキ炭酸ソーダと並んで、地球に優しいエコ掃除に欠かせないアイテムとして注目されています。

重曹を使った土鍋の焦げの落とし方をご説明します。

まず土鍋に水と重曹を大さじ3~4杯くらい入れて、火にかけて煮立たせます。お湯を使うよりも水から煮立たせる方が効果的なので、必ず水から煮立たせましょう。煮立ったら火を止め、そのまま一晩放置します。重曹入りの水を捨て、スポンジやキッチンペーパーなどで焦げを擦って落とします。

この落とし方でも焦げが取れない場合、この方法を2、3回繰り返してみてください。

重曹を使った焦げの落とし方で効果的なのは酸性の焦げ!

土鍋の焦げの落とし方におすすめの重曹ですが、実は焦げの種類によって落ちやすかったり落ちにくかったりする、向き・不向きがあります。米や魚、肉からできる酸性の焦げと、野菜やキノコ類からできるアルカリ性の焦げがあり、重曹が向いているのは肉や魚、米でできた酸性の焦げです。

焦げを落とすのに重要なのは、汚れを中和することです。重曹自体は弱いアルカリ性を持っているので、重曹は酸性の焦げの落とし方に向いています。また、重曹は水と混ぜて加熱すると炭酸ガスを発生し発砲します。その発砲作用も鍋の焦げを落とすのに効果的なんです。

土鍋の外側の焦げも重曹でOK!

土鍋の内側の焦げの落とし方にも重曹はおすすめですが、外側の焦げを落とすのにも役立ちます。重曹を使った土鍋の外側の焦げの落とし方をご紹介します。

まず土鍋をつけることができるタライや洗い桶を用意します。ない場合は大きめのビニール袋やゴミ袋、排水しないように栓をしてキッチンのシンクを使う手もあります。

200CCに大さじ2杯ほどの割合でぬるま湯に重曹を溶かし、土鍋の焦げた部分が浸るくらいの重曹水を作ります。そのまま数時間放置し、ペーパーやスポンジで柔らかくなった焦げを落とします。タライや洗い桶を使えない場合、重曹水を浸したキッチンペーパーを土鍋の焦げた部分に貼りつける落とし方でもOKです。ペーパーを貼りつけて放置し、その後に焦げを落とします。

酢を使った土鍋の焦げの落とし方

どこの家庭の台所にもあるお酢を使った土鍋の焦げの落とし方です。お酢は酸性なので、キノコや野菜などでできたアルカリ性の焦げを落とすのに向いています。

お酢を使った焦げの落とし方は、重曹を使った焦げの落とし方と同じように、水と50cc程度の酢を土鍋に入れて煮立たせます。沸騰してしばらくしたら火を止め、一晩放置します。そのあと、ペーパーやスポンジで擦って焦げを落とします。

ちなみに土鍋にカビが生えた場合、酢と水を煮立たせてカビを死滅させることができます。

クエン酸を使った土鍋の焦げの落とし方

クエン酸とは、梅干しやレモンなどのかんきつ類で感じる酸っぱい酸味成分のことです。クエン酸には疲労回復や美容効果もあります。お酢と同じく酸性なので、キノコや野菜類でできたアルカリ性の焦げの落とし方に向いています。クエン酸とお酢との違いは匂いです。クエン酸は無臭なので、お酢の匂いが苦手な方はクエン酸を使ってみるといいでしょう。

クエン酸を使った土鍋の焦げの落とし方は、土鍋に水とクエン酸大さじ3~4杯くらいを入れて煮立たせます。沸騰してしばらくしたら火を止めて一晩放置します。そのあと土鍋の焦げを落としましょう。

こんな焦げの落とし方はNG!

固いものや強い力で擦ったりする土鍋の焦げの落とし方はNGです。こびりついた焦げを落とすのに、つい金たわしや固い金属ヘラでゴシゴシ擦ってしまいたくなりますが、それでは土鍋が傷ついてしまいます。傷ついた土鍋は割れやすくなったり、焦げやすくなったりします。絶対にそんな焦げの落とし方はやめましょう。

クレンザーなどの荒い粒子の研磨剤を使った焦げの落とし方も土鍋に細かな傷を作ってしまうのでおすすめしません。また、土鍋は吸水性が高いのでクレンザーの成分を吸い込んでしまいます。洗剤の成分も吸収してしまうので、土鍋を洗うときは柔らかなスポンジを使って水洗いをし、洗剤を使う場合はささっと手早くすすぎましょう。

アルミを使った土鍋の焦げの落とし方もNGです!

土鍋の焦げを丸めたアルミホイルで擦る落とし方もやってはいけない落とし方です。偶に、クリームクレンザーや重曹ペーストをつけて丸めたアルミホイルで擦ると鍋の焦げが落ちると紹介されていることがあります。

アルミホイルで擦る焦げの落とし方は、鍋の中でも鉄鍋やステンレス鍋には向いていますが、土鍋には向いていません。傷がついてしまうのでやめましょう。

天日干しで焦げを落とす!

土鍋の焦げの落とし方とおすすめのもの|アルミ/クエン酸/酢

一番手っ取り早い土鍋の焦げの落とし方は「天日干し」です。重曹もお酢もクエン酸も使わずに、お日様の下で乾かすだけなのでとても簡単です。

天日干しの焦げの落とし方は、まず焦げ以外の汚れを洗って落とします。そうしたら後は風通しのいい日光の当たる場所に放置するだけでOKです。期間は三日~一週間程度です。焦げがカラカラに乾いたら、ペーパーや指で焦げを落とします。手間暇かからず簡単にできる方法なので、土鍋を焦がしてしまったらまずはこちらを試してみてはいかがでしょう。

土鍋を焦がす前にやっておきたい予防法

土鍋を焦がしてしまう前に、あらかじめ土鍋に「目止め」をすることで、焦げつきを防止することができます。土から作られた土鍋は粒子と粒子の間に気泡が多いので、使い始める前に目止めをしてその穴を埋め、表面をコーティングする必要があります。

目止めには焦げ予防の効果もありますが、ひび割れや匂い移りを防ぐ効果もあります。目止めをしない状態だと、気泡から水がジワジワ染み出してひび割れの原因となりますし、穴に煮汁が染み込んで匂いの原因となることもあります。土鍋をいい状態で長く使うためにぜひ目止めはしておきましょう。

土鍋の目止めの方法は?

土鍋の目止めには、片栗粉や小麦粉を使う方法、米のとぎ汁を使う方法、お粥を炊く方法などがあります。米のとぎ汁での目止めは効果が薄いという意見もあり、おすすめするのは一番基本的なお粥を炊いて目止めをする方法です。

お粥を炊いて土鍋の目止めをするときは、米から炊くのではなくご飯の状態からお粥を作ってください。米からお粥を作ると、時間が掛かり過ぎて土鍋の底から水漏れしてしまう可能性があります。土鍋に八分目程のお水を入れ、お茶碗半分くらいのご飯を投入します。弱火でゆっくりとお粥を焚きます。

お粥ができ上がってから一時間程度放置し、冷めたお粥を取り除いて水洗いをしたら目止め完了です。ちなみにでき上がったお粥は食べることができます。目止めの効果が薄れて水漏れをするようになったら、再度目止めをしてください。

しっかり乾かして土鍋を手入れしましょう。

土鍋のお手入れの基本は、しっかりと乾かすことが大切です。土鍋を使ったあとはできるだけ水洗いで、洗剤を使う場合は手早くすすぐようにしましょう。洗剤を使った浸け置きはおすすめしません。

水洗い後は土鍋の底や表面をふきんなどで拭いて水分を取ります。そのままコンロにかけて、蓋はしない状態で弱火で20秒程空焚きして水分を飛ばします。そのまま一晩放置して乾かします。さらに風通しのいい場所で天日干しをすると完璧です。蓋は洗った後に拭いて、乾燥させてください。

土鍋を使用しないときの保管方法

炊飯用の土鍋なら一年中使うこともありますが、普通の土鍋は冬の季節が終わったら戸棚などに収納しなくてはいけません。土鍋を保管するのに大切なのが「しっかり乾燥させること」です。

きれいに洗って乾燥させ、できれば風通しがよく日の当たる場所で3~4日天日干ししましょう。早めに乾かしたい場合は、土鍋を電子レンジで一分程温めてから天日干しをすると、時間を短縮できます。

土鍋を保管するときは箱やビニール袋に入れておくと湿気が溜まってカビの原因となります。蓋と本体を別々に新聞紙で包んで保管しましょう。新聞紙が湿気を吸ってくれ、また埃が土鍋の中に入るのも防いでくれます。

土鍋を保管する場所はシンク下やお風呂の側など湿気の多い場所は避けてください。できれば風通しのいい場所がおすすめです。きちんと乾燥させて保管すると、土鍋をいい状態で長く使うことができます。

こんなときはどうする?

焦げ以外によくある土鍋の困ったことといえば、匂い移りやカビのトラブルです。焦げの落とし方と同じように簡単に対処できるので、ぜひお試しください。

匂い移りしたときの対処法

キムチ鍋など匂いの強いものを料理すると、目止めをしていても土鍋に匂いがついてしまうことがあります。そんなときに使うのは茶殻です。土鍋の八分目まで水を入れ、茶殻を一掴み入れて十分程度煮立たせます。お茶を注いで煮立たせても同じ効果があります。

カビが生えたときの対処法

土鍋を完全に乾燥させないまま収納したり、湿気の多い場所に収納していた場合、カビが生えてしまうことがあります。その場合は、土鍋の八分目まで水を入れて酢を大さじ2~3杯入れて十分程度煮立たせます。お酢の殺菌効果でカビを死滅させることができます。カビの跡は残ることがありますが、問題はありません。

土鍋の焦げの落とし方、いかがでしたか?

冬の鍋料理には欠かせない土鍋の焦げの落とし方や焦げ付きの防止方法、土鍋のお手入れの方法についてご紹介しました。

土を焼いて作られている土鍋は、衝撃に弱く扱いを間違えるとひび割れしたり欠けてしまったりします。また高い吸水性を持つ土鍋は料理をそのまま入れておくと匂い移りをしたり、洗剤での浸け置きがNGだったりします。きちんと乾燥させないと、カビが生えてしまうこともあります。

吸水性の高い土鍋のお手入れは、焦げの落とし方でもカビの落とし方でも人体に優しい重曹や酢を使った方法がおすすめです。

シリコンや金属で作られた鍋よりも扱いやお手入れが面倒くさいと思われる土鍋ですが、丁寧にきちんとしたお手入れをすればずっと長く使えます。ぜひこちらで紹介した方法を参考にして、これからも土鍋料理や土鍋炊飯を楽しんでください。

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