Search

検索したいワードを入力してください

壁のカビの取り方・カビの生えやすい位置・壁のカビ予防対策

更新日:2020年08月28日

壁のカビが生えた、そんなあなたに。カビの生態・場所別の効果的なカビ掃除方法と予防方法を徹底的に丁寧に解説しました。また、子どもやペットのいる家庭でも使える、万能掃除用洗剤の「ミョウバン水」の簡単な作り方も解説しています。

壁のカビの取り方・カビの生えやすい位置・壁のカビ予防対策

室内に生えるカビの生態

「あっ!カビが!」あなたの気づきづらい場所に突如現れる憎らしいカビ。中でも多いのは、こっそり壁に生えるカビではないでしょうか。なんだか、見つけたときは怒りを通り越してがっかりしてしまいます。

大切に育てている植物なんか世話をしないとすぐ枯れてしまうのに、世話をした覚えのないカビが勝手に家の中を陣取っているのですから、無理もありません。カビの生える場所は室内では壁に限らず、浴室やカーテン、衣類など長い間あまり意識していなかった場所にはびこっています。

カビの種類

この世の中には、3万種類以上のカビの種類がいると言われます。そして毎年着々と増え続けており、将来は20万種ほどになるのではないかと専門家は見ています。あまりの多さに驚いてしまいまうかもしれません。

室内に生えやすいカビとしては、「クロカワカビ」が多いと言われます。これは空気中を最も多く漂っているカビで、壁に黒いカビを壁に見つけたら、これだと思って間違いありません。浴槽では赤カビも発生することがあります。

カビはなぜ生える?

カビは普段、空気中をふわふわと漂っています。室内環境で見つけることの多い好湿性真菌という種類のカビは、高温多湿が得意なため、低温・乾燥の場所では根を生やすことはありません。

洗面所や浴室の壁等の水を使用する湿気が多くこもりがちな場所や、窓際のサッシなどを代表する結露が発生しやすい場所、キッチンのシンク等高頻度で水に濡れる場所が発生しやすい場所です。また、エアコン・洗濯機等の家電の中も見えないため見つけづらいカビの発生場所となりがちです。

カビが生えやすい時期って?

日本は温暖湿潤気候のため、カビにとってはとても繁殖しやすい場所です。カビは壁の中のホコリをエサにし、10~30度で適度な湿度さえあれば育つことが可能なため、年中発生する可能性があります。夏場は室内だと浴室や壁面、冬場は結露のできやすい窓の周りのサッシ・壁・カーテンに注意が必要です。

なぜカビは体に悪い?

なぜカビは体に悪いかと言うと、アレルギー・喘息のもとになることが挙げられます。中でもカビはダニのエサとなるため、ダニの繁殖を助け、ハウスダストアレルギーの人には健康被害を及ぼすことがあります。また、全てのカビではありませんが、発ガン性があるものや、神経・腎臓などの体内臓器に毒となるものもあるため、カビの生えたものはカビ以外の部分も含め、食べない方が良いでしょう。

壁のカビ取りで気をつけること

見える部分の壁など、あまりに見える場所・多くの場所に生えるのであればどこかに汚染源があると考えたほうがよいでしょう。汚染源が分かったら、殺菌洗浄し出来る限り一度に数を減らすことが重要です。

浴室の壁・床のタイルなどは凸凹が多いことから、何度殺菌・退治しても再発生しやすい場所でもあります。

抗菌壁クロスにもカビは生える?

「壁クロスは抗菌にしたはずなのにカビが生えた!」なんて人も多いことでしょう。なぜなら残念なことに、抗菌と言いながらも、カビ菌を予防してくれるわけではありません。大腸菌のような菌を予防してくれるだけなのです。

場所別の効果的なカビ掃除方法

自分でカビを取るのに向いているものと、業者に頼むべきものがあります。自分でできるできてしまったカビ掃除方法としては、効果の強い順に、ドラッグストアで手に入るハイターなどの塩素系薬剤>家庭用洗剤>エタノール。塩素系薬剤には漂白効果もあるので見た目もキレイに。余裕があれば、掃除後に予防スプレーをかけましょう。下でも紹介しているミョウバン水もですよ。

壁紙クロス

次のページ:壁カビ掃除・予防に効果抜群なミョウバン水の作り方

初回公開日:2017年09月12日

記載されている内容は2017年09月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related